あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

哲学入門7 プラトン イデア論 思想

2019-01-23 05:20:15 | 哲学の窓
白坂慎太郎先生の哲学入門

第7回は、プラトン イデア論 思想 です。

 ここからhttps://www.youtube.com/watch?v=TUpqUMPBY_g&index=6&list=PLy3eeYyvpdHEwVtjzqJI9yN69-sEi_Rzv

前回は、イデア界と感覚界の話で終わりました。

イデアが真の実在で、感覚界が仮の実在です。

幸福になりたいなら、理想主義的なイデアの世界の知識を得る(思い出す)といっています。

日本が縄文時代末期の頃に、ここまで壮大な思想を展開していたとは驚きです。
そして40歳でアカデミイアという大学を作り人材を育成します。
哲学界の巨人とも呼べる人です。

プラトンは、アインシュタインや量子論から見るとやや不足しているが、ほとんど95%合っていると白坂先生は述べます。

私たちがとらえることができる感覚界は、実際の世界の極、極一部です。
その意味で仮りの実在であり、仏教でいう「」です。

イデアが原因で感覚界が結果、イデアが永遠で感覚界が生成消滅をくり返すのも正しいでしょう。

真の実在を知るためには、ただの物理宇宙だけでなく、情報宇宙、もっといえば魂や心に原因を求めることが正しいというのは、現代の哲学からみても95%正しいのです。

アイシュタインの式
E=mC2
アインシュタイ以降は、エネルギーと質量は一体化した。
これは二元論で説明するのが難しいのです。

また、「永遠」「不動」も怪しい。
量子論的には、絶対に正しいものはなく、不確実性が証明されました。
絶対的な実在は、イデアにもないと見るべきでしょう。

原因ですら不確実なので、結果も不確実なのです。
物理宇宙は一つですが、情報宇宙は自由です。不確実だからです。

しかし、この時代にここまで本質に迫れたのは驚異です。
まさに偉人です。

プラトンはどこまで本質を見抜いていたのでしょうか?

人、国家、政治にまで述べています。

次回見ましょう。











コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。