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4月16日の社説は・・・

2014-04-16 05:10:49 | 社説を読む
テーマは分かれそうです。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 配偶者控除―働く「壁」はなくそう
・ 日本郵政株―あいまい上場は無責任
 
読売新聞
・ グーグル流出 テロへの危機意識が足りない
・ 農協自己改革案 本業の生産性を向上できるか

毎日新聞
・ 歳費と公務員給与 「身を削る」はどうした
・ プロ野球統一球 品質管理が甘かった

日本経済新聞
・ 地域の実情に応じた人口減対策を
・ グーグルに問われる情報管理

産経新聞
・ 温暖化対策 今は原発を動かすときだ
・ 担任の入学式欠席 教師が優先すべきは何か

中日新聞
・ 従軍慰安婦問題 日本側の努力も伝えよ
・ ドイツは失敗したか<6> 脱原発という合理主義
 
※ グーグル以外、テーマが分かれました。

朝日「税制や社会保障制度は、働き方の選択をゆがめないようにすることが大前提だ。」
その通りでしょう。

読売「農協は今度こそ危機感を強め、実効性のある組織と意識の改革に自ら踏み出さねばならない。」
TPPになると農協はどうなるのでしょうか?

毎日「ボールの芯を巻く毛糸の含水率が低かったことが原因とみられ、季節の環境変化に対応する毛糸の管理が十分でなかった可能性が高い。」
毎日が統一球問題を取り上げたのは意外でした。

日経「総務省が発表した2013年10月1日時点の日本の総人口は1億2729万人で、前年に比べて約22万人減少した。特に15~64歳の生産年齢人口が大きく減り、65歳以上の人口は初めて全体の25%を超えた。」
少子化対策こそが、日本の喫緊の課題です。

中日「韓国側は慰安婦問題は二国間の外交問題にとどまらず、女性の人権、戦時下の女性に対する性暴力の問題だと国際社会に訴えてきた。」
もし事実なら、世界中で起こりうる問題でしょう。

ここでは、産経を取り上げます。

「これをおかしいと思うのは古いのだろうか。

 埼玉県の県立高校で、新入生のクラスを受け持つ担任教諭が入学式を欠席し、息子の入学式に出ていた。同様の理由で担任不在だった入学式がほかの県立高校でもあり、県教育長は校長会で新入生や保護者に不安を与えないよう指示した。」

みなさんはどう思いますか?

「わが子の入学式を優先するかどうか。この問題はネット上でも多く取り上げられ、賛否は拮抗(きっこう)している。埼玉県教委には電話やメールで意見が寄せられた。欠席を認めた校長らへの批判がある一方、欠席に理解を示す声が半数以上あったという。」

世論は二分されているようです。

私が同じ立場なら職務としての入学式を優先します。
普通の人はそうするでしょうし、それがいやなら、事前に相談をして1年生担任をはずしてもらうべきだと思います。

「だが、入学式は先生と生徒の出会いの場である。担任教師にとって特別な日ではないのか。」
その通り、特別な日です。

「「私」を抑え「公」を優先すべきときがあることを身をもって教えることも教師の仕事であるはずだ。時代は変われど変わってほしくないものもある。教師は生徒を優先する存在であってほしい。」

これからの課題です。


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