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8月28日の社説は・・・ 

2014-08-28 05:37:51 | 社説を読む
理研かウクライナか・・・。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ パブコメ制度―「面倒」を引き受ける
・ 地域をつくる―新しい互助を考えよう

読売新聞
・ 原発政策 「重要電源」支える工夫が要る(2014年08月28日)
・ 道徳の教科化 思いやりの心を培う授業に(2014年08月28日)
 
毎日新聞
・ 日本海側の津波 避難と減災に本腰を NEW (2014年08月28日)
・ ウクライナ協議 緊張緩和への節目に NEW (2014年08月28日)

日本経済新聞
・ 理研の自己改革能力が問われている
・ ロシアは危機打開へ行動を

産経新聞
・ 慰安婦問題 新談話と河野氏の招致を
・ 日本海の津波 揺れたら避難徹底しよう

中日新聞
・ 自殺と原発事故 苛烈な現実を見た判決
・ 日本海津波想定 あっという間に来る
 
※ ウクライナが2社、理研が1社でした。
 他に、日本海津波が3社、原発関連が逆の意見で2社ありました。

 読売を取り上げます。
「中央教育審議会の専門部会が、小中学校の「道徳の時間」を「特別の教科」とするよう求める報告案を大筋で了承した。検定教科書を導入する一方で、点数による評価はしない新たな教科である。

 文部科学省は、学習指導要領の改定や検定基準の作成を行った上で、早ければ2018年度からの実施を目指す。」

 これまでの報道通りです。

「いじめやトラブルの場面を設定し、子供たちに役割を割り振って、とるべき行動を考えさせる。一つの課題を徹底的に討論させる。そうした工夫の必要性を報告案が指摘したのはうなずける。

 教師の力量が問われるが、現状は心もとない。大学の教員養成課程では道徳に関する講義の時間が少なく、指導方法に自信を持てない教師が多いからだ。」

 道徳の授業はいろいろと試みられています。
 主流は、読み物資料で、主人公の変容を考え、感動を与えることです。
 
「内面的資質を育てる道徳には、一般の教科のような点数評価はそぐわない。報告案が示したように、授業に取り組む姿勢や成果を文章で記述する方式が適切だろう。文科省は現場の参考になる具体的な指針を示してもらいたい。」
  
 総合でもそうですが、保護者は数字は気にするが、文書評価は気にしないと言う側面があります。

 道徳の評価も、もちろん文書でよいのですが、形骸化しないかが心配です。


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