忘年会シーズンです。
店や駅の階段で、よく泥酔している人を見かけます。
ところで、この「泥酔」という言葉、なぜ「ドロ酔い」?
調べてみると、地面の泥(どろ)とは関係ないのです。
語源は、泥と書いて「でい」と読む虫の一種の名前から来ているそうです。
中国の『異物志』に出てくる、空想上の虫です。
この泥(でい)は、海中に住む虫で、骨がありません。海中ではイキイキしていますが、陸に上がると激しくのたうち廻ります。
宮崎駿の映画に出てきそうな、ヒルみたいな虫です。
8世紀に中国の詩人杜甫が、「酔如泥」、訳すと「酔って泥(でい)の如し」と詩にしました。これ以来、酔っぱらいの姿が、骨のない泥の動きに似ているということで、「泥酔」という言葉が定着しました。
杜甫がつくった、由緒のある言葉なんです。
「泥酔」はすごい!
店や駅の階段で、よく泥酔している人を見かけます。
ところで、この「泥酔」という言葉、なぜ「ドロ酔い」?
調べてみると、地面の泥(どろ)とは関係ないのです。
語源は、泥と書いて「でい」と読む虫の一種の名前から来ているそうです。
中国の『異物志』に出てくる、空想上の虫です。
この泥(でい)は、海中に住む虫で、骨がありません。海中ではイキイキしていますが、陸に上がると激しくのたうち廻ります。
宮崎駿の映画に出てきそうな、ヒルみたいな虫です。
8世紀に中国の詩人杜甫が、「酔如泥」、訳すと「酔って泥(でい)の如し」と詩にしました。これ以来、酔っぱらいの姿が、骨のない泥の動きに似ているということで、「泥酔」という言葉が定着しました。
杜甫がつくった、由緒のある言葉なんです。
「泥酔」はすごい!