各社、何を取り上げるのでしょうか・・・。
今朝の社説を見てみましょう。
朝日新聞
・ 研究不正疑惑―東大のモラルを問う
・ 被爆者の援護―国は争いに終止符を
読売新聞
・ 成長と財政再建 やはりデフレ脱却が最優先だ(2014年06月03日)
・ リベンジポルノ 画像の拡散をどう防止するか(2014年06月03日)
毎日新聞
・ 中間貯蔵説明会 住民の思い受け止めて 有料記事 NEW (2014年06月03日)
・ 視点:邦人保護 非現実的と言うなかれ=布施広 NEW (2014年06月03
日本経済新聞
・ アジアの海の安定に日米で役割分担を
・ 内閣人事局は省益を打ち破れ
産経新聞
・ 電力自由化 安定供給と安価を前提に
・ 4Kテレビ 「奇麗」だけで終わらすな
中日新聞
・ 人治でなく法治であれ 中国・天安門事件25年
※ 中日を取り上げます。
「北京の天安門広場で民主化運動の学生たちが武力で鎮圧されて二十五年。中国の強権的な姿勢は変わっておらず、民主化の道は険しそうだ。」
天安門事件。
その実態はいまだによくわかっていません。
犠牲者数すら曖昧で、wikipediaによれば、
「ウィキリークスが2011年8月に公開した米外交公電の1990年3月の内容には、軍兵士は下された「無差別発砲」命令を受けて、1000人以上の学生を死亡させたことが記されていた[17]。
またソ連の公文書に収められているソ連共産党政治局が受け取った情報報告では、「3000人の抗議者が殺された」と見積もられている」となっています。
事件は東西対立さなかの1989年6月4日に起きました。
私は、このとき、東側は自滅するのではと予言をしました。
くしくも、この1989年11月10日に、東西ベルリン市民によってベルリンの壁が破壊されました。
その2年後、ソビエト連邦大統領ミハイル・ゴルバチョフが辞任し、各連邦構成共和国が独立したことでソビエト連邦が解体されたました。
この間、一気に起こった感がします。
しかし、中国だけは変わりませんでした。
「事件は「暴乱」として処理された。共産党の一党独裁体制を堅持することが最優先と確認された。現在までその姿勢は全く変わっておらず、社会の抱える矛盾は四半世紀前と同じだ。」
経済のみが自由主義路線に進みましたが、社会はそのまま。
「中国政府は事あるごとに「法治国家」を宣言しているが、最近の強権ぶりは目に余っている。南シナ海では採掘調査を契機にベトナムと領海紛争、漁船の衝突などでけが人も出している。中国は自国で定めた領海ラインを頑(かたく)なに主張している。
東シナ海では独自の防空識別圏を設定。日本の自衛隊機に圧力をかけている。どちらも中国が一方的にルールを設定したものでこれは世界では通用しないものだ。国際的な「法治」も尊重するのも法治国家のはずだ。
新疆ウイグル自治区での一連の爆発事件では「テロ」と断定、取り締まりを厳しくしているが、抑え付けるだけでは事態の根本解決にはならない。民族的なわだかまりを解消する手段も必要なのではないか。」
経済で西側に頼っていた頃をおとなしかった中国ですが、経済で自立できるようになった頃から強権が目立ってきました。
次のように締めています。
「米国をはじめ、日本、欧州さらにはアジア各国が一枚岩になり、強権政治に異を唱え続けざるを得ない。中国の民主化は今や世界の安定にとって欠かせない課題でもある。天安門事件はまだ終わっていない。」
今朝の社説を見てみましょう。
朝日新聞
・ 研究不正疑惑―東大のモラルを問う
・ 被爆者の援護―国は争いに終止符を
読売新聞
・ 成長と財政再建 やはりデフレ脱却が最優先だ(2014年06月03日)
・ リベンジポルノ 画像の拡散をどう防止するか(2014年06月03日)
毎日新聞
・ 中間貯蔵説明会 住民の思い受け止めて 有料記事 NEW (2014年06月03日)
・ 視点:邦人保護 非現実的と言うなかれ=布施広 NEW (2014年06月03
日本経済新聞
・ アジアの海の安定に日米で役割分担を
・ 内閣人事局は省益を打ち破れ
産経新聞
・ 電力自由化 安定供給と安価を前提に
・ 4Kテレビ 「奇麗」だけで終わらすな
中日新聞
・ 人治でなく法治であれ 中国・天安門事件25年
※ 中日を取り上げます。
「北京の天安門広場で民主化運動の学生たちが武力で鎮圧されて二十五年。中国の強権的な姿勢は変わっておらず、民主化の道は険しそうだ。」
天安門事件。
その実態はいまだによくわかっていません。
犠牲者数すら曖昧で、wikipediaによれば、
「ウィキリークスが2011年8月に公開した米外交公電の1990年3月の内容には、軍兵士は下された「無差別発砲」命令を受けて、1000人以上の学生を死亡させたことが記されていた[17]。
またソ連の公文書に収められているソ連共産党政治局が受け取った情報報告では、「3000人の抗議者が殺された」と見積もられている」となっています。
事件は東西対立さなかの1989年6月4日に起きました。
私は、このとき、東側は自滅するのではと予言をしました。
くしくも、この1989年11月10日に、東西ベルリン市民によってベルリンの壁が破壊されました。
その2年後、ソビエト連邦大統領ミハイル・ゴルバチョフが辞任し、各連邦構成共和国が独立したことでソビエト連邦が解体されたました。
この間、一気に起こった感がします。
しかし、中国だけは変わりませんでした。
「事件は「暴乱」として処理された。共産党の一党独裁体制を堅持することが最優先と確認された。現在までその姿勢は全く変わっておらず、社会の抱える矛盾は四半世紀前と同じだ。」
経済のみが自由主義路線に進みましたが、社会はそのまま。
「中国政府は事あるごとに「法治国家」を宣言しているが、最近の強権ぶりは目に余っている。南シナ海では採掘調査を契機にベトナムと領海紛争、漁船の衝突などでけが人も出している。中国は自国で定めた領海ラインを頑(かたく)なに主張している。
東シナ海では独自の防空識別圏を設定。日本の自衛隊機に圧力をかけている。どちらも中国が一方的にルールを設定したものでこれは世界では通用しないものだ。国際的な「法治」も尊重するのも法治国家のはずだ。
新疆ウイグル自治区での一連の爆発事件では「テロ」と断定、取り締まりを厳しくしているが、抑え付けるだけでは事態の根本解決にはならない。民族的なわだかまりを解消する手段も必要なのではないか。」
経済で西側に頼っていた頃をおとなしかった中国ですが、経済で自立できるようになった頃から強権が目立ってきました。
次のように締めています。
「米国をはじめ、日本、欧州さらにはアジア各国が一枚岩になり、強権政治に異を唱え続けざるを得ない。中国の民主化は今や世界の安定にとって欠かせない課題でもある。天安門事件はまだ終わっていない。」