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11月26日の社説は・・・

2015-11-26 05:50:00 | 社説を読む
ロシアとトルコはどうなっているのでしょうか・・・。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 一票の不平等 いつまで放置するのか
・ 先生を育てる 一つの型にはめないで

読売新聞
・ 衆院選違憲状態 国会に制度改革促した最高裁(2015年11月26日)
・ TPP政策大綱 輸出と海外展開へ知恵を絞れ(2015年11月26日)

毎日新聞
・ 衆院選「違憲状態」 国会は格差是正を急げ
・ 露トルコ緊張 自制し「対テロ連携」を

日本経済新聞
・ TPP対策は目標より具体策が肝心だ
・ 今度こそ1票の格差を正せ

産経新聞
・ ロシア軍機撃墜 「真の敵」見失わず共闘を
・ 日豪2プラス2 「地位協定」で絆を強めよ
  
中日新聞
・ 一票の不平等 民意を反映する制度に
・ ロシア軍機撃墜 共通の敵を忘れるな

※ ロシアトルコ問題が3社、一票の格差が5社でした。

ここでは、朝日を取り上げます。
「学校の先生を一つの型に、はめないよう育ててほしい。」

そんな「一つの型」があれば教えてほしいものです。

「中央教育審議会が、先生の養成、採用、研修に力を入れようと答申案をまとめた。」

多くの自治体では独自に研修を行っています。

「「先生になる前は大学」「なった後は教育委員会」という分担を超え、大学と教委が連携を強める。」

大学との連携は大切なことです。
教員養成大学でさえ、教育原理の理論を教えても、指導技術の指導はあまり教えていません。
教育実習で学んでいるのが実情です。

「いまの教え方にもとづく即戦力だけでは今後の改革に対応できまい。たとえば、子どもが討論や体験を通じて学ぶ「アクティブ・ラーニング」という新たな指導法も学ばねばならない。」

???

「アクティブ・ラーニング」は、すでに小中学校で行われていることです。
大学で行われていないから叫ばれているのです。

「いまの教え方にもとづく即戦力だけでは今後の改革に対応できまい。」

小中と大学の実態が混乱しています。

「そのほかにも課題が多い。校内研修に力を入れるというが、国際調査では日本の先生は参加国中で最も忙しい。書類を減らすなどの対策が必要だ。」

教員は、力が付けば付くほど楽になるのです。楽しくなるのです。
力がない人に、多忙感が強い人が多いのです。力を付けることは賛成です。
ただ、校内研修はすでにさかんですが・・・。

「先生はいまや6人に1人が非正規だ。彼らにも研修の機会を保障しなければならない。」

これは重要です。

「大学と教委は互いの強みを生かしつつ、先生を育てる改革を進めてほしい。」

これはその通りです。


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