赤坂真二先生の講演内容を主観的に紹介する2回目。
前回の問題です。
新しい学年がスタートした早々、
授業が始まるとT君(6年生)はナイフを出して挑発してきた。
「それしまいなさい。」というと、
「先生、教師は子どもを殴っちゃいけないんですよね。」
と返してきた。
さて、あなたならどうする?
このような、いわゆる「困った子」は、程度の差こそあれ、誰でも経験があるでしょう。
「なぜこの子はこんなことをするのだろう?」
「なぜ注意してもやめないのか?」
「怖いけど、ここで引き下がっては教師の威厳を示すことができない。」
「力ずくでナイフを取り上げようか…」
いろいろな考えが浮かびます。
しかし…
困った子どもは、自分自身の問題に困っている子どもなのです。
自分だけの力では課題を解決できないから困っているのです。
まず必要なのは、「対決」よりも、「支援」よりも
「分析」なのです。
しかも、分析のための分析ではなく、次に行動するための分析なのです。
アドラー心理学は、正式には「個人心理学」といい、「目的分析学」とも呼ばれています。
この名称が、全体の性格をよく表しています。
次回に続きます。
前回の問題です。
新しい学年がスタートした早々、
授業が始まるとT君(6年生)はナイフを出して挑発してきた。
「それしまいなさい。」というと、
「先生、教師は子どもを殴っちゃいけないんですよね。」
と返してきた。
さて、あなたならどうする?
このような、いわゆる「困った子」は、程度の差こそあれ、誰でも経験があるでしょう。
「なぜこの子はこんなことをするのだろう?」
「なぜ注意してもやめないのか?」
「怖いけど、ここで引き下がっては教師の威厳を示すことができない。」
「力ずくでナイフを取り上げようか…」
いろいろな考えが浮かびます。
しかし…
困った子どもは、自分自身の問題に困っている子どもなのです。
自分だけの力では課題を解決できないから困っているのです。
まず必要なのは、「対決」よりも、「支援」よりも
「分析」なのです。
しかも、分析のための分析ではなく、次に行動するための分析なのです。
アドラー心理学は、正式には「個人心理学」といい、「目的分析学」とも呼ばれています。
この名称が、全体の性格をよく表しています。
次回に続きます。