白坂慎太郎先生の哲学入門
第75回、伊藤仁斎 思想です。
ここから https://www.youtube.com/watch?v=7qKPOKXbfXg
古典ですね。
今回は伊藤仁斎です。
実は、私の大学の卒論は、この伊藤仁斎でした。『中庸発揮』を研究しました。
それは、上下の区別が厳しい朱子学とは相対する考えでした。
仁斎は、この仁愛の根底には、誠が大切だとしました。
誠とは、真実無偽で、自分に対しても他人に対しても偽りのない純粋な心情です。
誠と忠信。
誠が理想ですが、実践は難しいので、まずは忠信から実践をしていきましょうということです。
ここでは、かなり入門的な説明でした。
実は、この仁斎、そして次の荻生徂徠、本居宣長により、日本人の思想は少しずつ合理的になっていきます。
このあたりが、丸山 眞男『日本政治思想史研究』(東京大学出版会、1952年/改訂版1983年)に書かれています。
第75回、伊藤仁斎 思想です。
ここから https://www.youtube.com/watch?v=7qKPOKXbfXg
古典ですね。
今回は伊藤仁斎です。
実は、私の大学の卒論は、この伊藤仁斎でした。『中庸発揮』を研究しました。
それは、上下の区別が厳しい朱子学とは相対する考えでした。
仁斎は、この仁愛の根底には、誠が大切だとしました。
誠とは、真実無偽で、自分に対しても他人に対しても偽りのない純粋な心情です。
誠と忠信。
誠が理想ですが、実践は難しいので、まずは忠信から実践をしていきましょうということです。
ここでは、かなり入門的な説明でした。
実は、この仁斎、そして次の荻生徂徠、本居宣長により、日本人の思想は少しずつ合理的になっていきます。
このあたりが、丸山 眞男『日本政治思想史研究』(東京大学出版会、1952年/改訂版1983年)に書かれています。