《 子どもの意見の復唱はほどほどに 》
子どもの意見をいちいち復唱する教師がいる。
意味ある復唱は有効だが、ただ繰り返すだけなら問題がある。
教師の復唱だけ聞いて友だちの意見を聞かなくなってしまうしテンポも悪くなる。
聞き取りにくい時、分かりにくい時、方向付けたい時に復唱してやろう。
それ以外は、「なるほど」とうなずけばよい。
ただし、突っ込みは大切。
方向付けたいこと、もしくは対立する意見を出したいときには、「それはなぜ?」「それは○○ということ?」などと教師が突っ込んであげよう。
逆に、他の子に復唱させるのもよい。
「今、○○さん、何て言った?」「・・・です。」「それに対して、あなたはどう思った?」発言を繋げるのも教師の仕事である。
志水廣先生は、次の4つを魔法の言葉とよんでいる。
① なるほど
② いいこと言ったね
③ もう一度言ってくれる
④ ○○ってどういうこと
② いいこと言ったね
③ もう一度言ってくれる
④ ○○ってどういうこと
この4つを使いこなそう。