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4月17日の社説は・・・

2014-04-17 05:15:02 | 社説を読む
ウクライナが心配です。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 秘密の監視―国会が、やるのだ
・ STAP騒動―あおり競争で細る社会
 
読売新聞
・ ウクライナ緊迫 露は軍事的圧力を強めるな
・ 電力経営悪化 エネルギー政策全体の課題だ
 
毎日新聞
・ 人口減と高齢化 悲観しないで生きよう
・ 中国の成長鈍化 改革の痛みにひるむな

日本経済新聞
・ 道路老朽化に対する「最後の警告」は重い
・ 中国経済揺らす改革の痛み

産経新聞
・ ウクライナ緊迫 露への圧力強化で結束を
・ 働き手人口減少 国挙げ社会の激変回避を

中日新聞
・ 小泉・細川共闘風より「草の根」大切に 
・ 台湾学生退去運動は終わっていない 

※ 朝日の「STAP騒動―あおり競争で細る社会」は読み応えがありました。

「仕事の成果を世に問うとは、原点に戻れば、人に役立つモノや発見、サービスを生み出して喜んでもらい、お礼をもらうことだ。それを見失った「あおり」競争は誰をも豊かにしない。いくらお金が回っても、「だまし」「だまされ」の空虚な取引に終わりかねない。

 きれいごとで経済は回らない。だが騒動を機に売り手も買い手も、そして運び手であるメディアも、それぞれ原点に立ち返ることは無用ではあるまい。」

 メディアも含めた自己批判です。 

 ここでは、産経新聞のコラムを紹介します。


君が代を歌わない社会科教師 4月17日

2014.4.17 03:20 [産経抄]

 作家や大学教授の書いた文章が大学入試に使われると、試験後に問題用紙が送られてくる。試しに解いてみると、正解には至らない。「まさに著者失格です」などと自嘲するエッセーに、時々お目にかかる。

 ▼東京都八王子市の都立高校で行われた、3年生の「政治・経済」の期末試験に記事が採用された毎日新聞の記者には、そんな心配は無用である。記事は、昨年12月26日の安倍晋三首相による靖国神社参拝を伝え、政治部長が批判的な解説を加えたものだ。

 ▼設問には、中国と韓国からの厳しい批判と、アメリカが出した「失望」のコメントが紹介されている。これについて説明するとともに、「自分の思うことを自由に書きなさい」というのだ。出題者の50代の男性教諭は、「君が代を歌う社会科教師は少ない」と公言しているそうだ。その政治的主張を忖度(そんたく)しながら、靖国参拝を批判すれば、毎日新聞の論調通りの正解文となるわけだ。

 ▼国のために殉じた英霊に祈りをささげるのは指導者としての責務である。「自由」の言葉を信じて、こんな正論を吐き、公約を守った首相を評価すれば、赤点をつけられそうだ。まして、参拝しなくても中韓の反日姿勢は変わらず、アメリカのコメントには、むしろ国民の多くが失望したと指摘すれば、大目玉を食うかもしれない。

 ▼校長の言い訳には、もっと驚いた。たまたま学校で購読していた新聞の記事が批判的な報道だっただけで、「参拝の是非を問うものではない」というのだ。「政治・経済」の目的のひとつは、新聞報道に批判的な目を養うことではないのか。

 ▼今年度からぜひ、産経新聞の購読もお勧めしたい。授業で読み比べて、靖国参拝の是非についても、大いに議論してもらいたい。


 一体、どうやって採点したのでしょうか。

 「君が代を歌う社会科教師は少ない」は実際とは違います。

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