グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調 作品82 (スコア付き)
アレクサンドル・グラズノフ: ヴァイオリン協奏曲イ短調 作品82 (スコア付き) 作曲年代:1904年 ヴァイオリン独奏:アンネ=ゾフィー・ムター 指揮:ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ 管弦楽:ワシントン・ナショナル交響楽団
00:00 第1楽章 Moderato (イ短調) 04:34 第2楽章 Andante sostenuto (変ニ長調) 09:01 第3楽章 Più animato (ト短調) 14:36 第4楽章 Allegro (イ長調)
《ヴァイオリン協奏曲イ短調 作品82》は、ロシアの作曲家・アレクサンドル・グラズノフによって1904年に作曲された協奏曲。初演はレオポルト・アウアーの独奏、作曲者の指揮によりサンクトペテルブルクにおいて1905年2月15日に行われた。作品はアウアーに献呈された。 便宜上3または4楽章に分割されることもあるが、作品全体は連結されており、単一楽章のようにまとめられている。カデンツァはグラズノフ自身の作曲であり、重音奏法を駆使して作品中の最大の難所となっている。グラズノフの器楽曲としては、独奏パートの演奏技巧の追究と、オーケストラの音色表現の充実ぶりにおいて、全般的に華麗な表現技巧が際立っている。