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「体罰は自立妨げ成長の芽摘む」桑田真澄さん経験踏まえ/朝日新聞デジタル

2013-01-13 06:57:45 | 教育関連情報
「体罰は自立妨げ成長の芽摘む」桑田真澄さん経験踏まえ

桑田さんが、体罰について語っています。

プロ野球選手と東京六大学の選手、約550名からのアンケート結果では

 体罰について尋ねると、「指導者から受けた」は中学で45%、高校で46%。「先輩から受けた」は中学36%、高校51%でした。「意外に少ないな」と思いました。

次が驚きの数字です。

「ところが、アンケートでは「体罰は必要」「ときとして必要」との回答が83%にのぼりました。「あの指導のおかげで成功した」との思いからかもしれません。」

一流のスポーツマンですら、この数字の高さなのです。

桑田さんはいいます。

私は、体罰は必要ないと考えています。「絶対に仕返しをされない」という上下関係の構図で起きるのが体罰です。監督が采配ミスをして選手に殴られますか? スポーツで最も恥ずべきひきょうな行為です。

その通りです。

指導者が怠けている証拠でもあります。暴力で脅して子どもを思い通りに動かそうとするのは、最も安易な方法。

指導力がないから、技術を教えられないので、精神論を振りかざすのです。

 「練習中に水を飲むとバテる」と信じられていたので、私はPL学園時代、先輩たちに隠れて便器の水を飲み、渇きをしのいだことがあります。手洗い所の蛇口は針金で縛られていましたから。でも今、適度な水分補給は常識です。スポーツ医学も、道具も、戦術も進化し、指導者だけが立ち遅れていると感じます。


勉強しない指導者はやって行かれないのです。
勉強しないから、体罰という権威に頼るのです。

「愛情の表れなら殴ってもよい」と言う人もいますが、私自身は体罰に愛を感じたことは一度もありません。伝わるかどうか分からない暴力より、指導者が教養を積んで伝えた方が確実です。


その通り。

最後に、次のように言っています。

アマチュアスポーツにおいて、「服従」で師弟が結びつく時代は終わりました。

スポーツを変える契機としましょう。



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