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アソシアおもしろ学校

2009-12-19 21:13:38 | 日記
昨日は、ホテルターミナルアソシアで毎月行われている、「ホテルアソシアおもしろ学校」へ行ってきました。
今年8回目で最後の授業です。
授業者は、犬山中学校の河原先生。
音楽の授業です。

はじめは、手拍子等によるボディーパーカッション・アンサンブルです。

やってみて思うのは、ボディパーカッションは音楽の原点と言うことです。

人類は、鳥の声や獣の声、風の音、水の流れなどを「音」としてとらえて種を生き抜いてきました。
しかし、「音」であって「音楽」ではない。
音を楽しむ余裕はなかったのです。

しかし、火や道具を使うことを覚え、生産性を高め、保存することを学んでからは、余裕が生まれました。

余暇です。

収穫の祈りや、豊作の喜びを音で表現するようになりました。
それが音楽の始まりではないかと思うのです。

最も単純な音は手拍子を代表とするボディパーカッションです。
ゴリラでも、敵を威嚇するために身体をたたいて音を出します。
その発想です。



河原先生は、グループごとにリズムを変え、巧みにアンサンブルを引き出していきました。
日本では、音楽教育の一環として、山田俊之さんのグループが広めています。
詳しくはここをごらんください。

人は言葉を生みだし、言葉でもアンサンブルを編み出しました。
今でも、例えばインドネシアのバリ島で残っています。
ケチャです。

ケチャ (kecak) は、今風で言えば男声合唱です。しかし、実体は呪術的な踊りのリズムを、打楽器の変わりに口三味線で唱えるものです。

これを、日本語の言葉でアンサンブルしました。



そして、人は道具を使うようになり、物と物が当たると音が出ることを見つけました。
これが楽器の原点です。

今回は、一人1音担当するミュージックベルを行いました。


見事なチームワークで、わずか20分で発表会をするまでに上達しました。

最後は柴田GMによる閉校式の挨拶です。



授業後は、恒例の「ふれあい給食」。ゆれあい給食は、私が命名したものです。

今日は女房が誕生日なので、特製のケーキをパティシエに注文しておきました。
参加者みなさんで、誕生日を祝っていただきました。



何と、ケーキ入刀は、総料理長の太田シェフ自らが行ってくださいました。



柴田GM、太田総料理長はじめ、ホテルアソシアのスタッフ、長屋先生、おもしろ学校の参加者のみなさんに温かく祝っていただき、ただただ感謝です。

思い出深い1日になりました。

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