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余情残心-伝えたい「和」のこころ- 7

2012-06-24 06:10:46 | 哲学の窓
加賀 昭一先生が書かれた『余情残心-伝えたい「和」のこころ-』から、印象に残った言葉を集めてみます。



その7回目。合い言葉は「一座建立」

加賀先生は、ある新聞のコラムから、梅沢実さんの意見を取りあげてみえました。

「元気のある学校とは、一人ひとりの教員が、学校教育目標の実現に向け、スクラムを組んでいる学校である。一人ひとりの子どもたちを全校職員の複数の目で捉えている学校である。子どもにとっては、きょう学んだことの喜びを実感し、明日もまた友と学ぶ期待に胸膨らませることができる学校である。そうした学校こそオンリーワンの学校である。」

特に前半の「一人ひとりの教員が、学校教育目標の実現に向け、スクラムを組んでいる学校」という表現が心に残りました。なぜならば、私がかつて校長時代に目指していた学校そのものだったからです。


加賀先生同様、私も全く同感です。

そして、「一座建立」という合い言葉を紹介しています。


「一座建立」の「一座」とは仲間のことを言います。仲間には学級の仲間、部活動の仲間、教職員という仲間・同じ学校の教師と生徒という仲間などさまざまに考えられます。

また「建立」とは「仲間が心を一つにしてより良いものを創り上げること」です。

私たちは縁あってこの学校で出会いました。その出会いに感謝し、お互いに心を一つにしてより良い学校を創りましょう。


そして、当時の校長室だよりの年度当初号には、一座建立の合い言葉を次のように紹介しておみえです。

「一座建立」

一座の出会いに感謝して

一座の心を大切に

創造の喜びに価値を求めて


大切にしたい言葉です。

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