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8月23日の社説は・・・

2013-08-23 05:16:41 | 社説を読む
イチローの4000本安打を取り上げる社があるか・・・。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 混迷エジプト―革命を葬り去るのか
・ 柔道連盟改革―正面から組み合って

読売新聞
・ 原発汚染水 原子力規制委は一層の関与を
・ TPP交渉 米国のペースに惑わされるな

毎日新聞
・ シベリア抑留 政治主導で風化を防げ
・ 再出発の全柔連 他の競技団体の模範に

日本経済新聞
・ 国が前に出て汚染水漏れ事故の収拾急げ
・ 柔道界にまっとうな常識を
 
産経新聞
・ 汚染水漏出 レベル評価よりも対策だ
・ イチロー4000本 さらに精進し「次」目指せ
 
中日新聞
・ 社会保障改革 今度こそ政治が応えよ
・ 被災者支援法 国の不作為厳しく裁け

※ イチローは、なんと産経のみという結果でした。次のように結んでいます。

 「米国では、日本を象徴するのは繁華街の広告板を独占する金持ち日本企業という時代があったが、今やイチロー選手や松井さんらがいる。良好な日米関係という点でも、存在感を示す日本人大リーガーたちの貢献度は高い。」

 中日は、コラムで次のように書いています。前半略。
▼近代日本語の最大の改革者が三十五歳で亡くなってから百十年余。ベースボールの本場に渡った日本人が、日米通算で四千本もの安打を重ねる時代が来るとは想像もできないことだった

▼イチロー選手の「快挙」には慣れてしまった感もあるが、桁外れの安打数は賛嘆しかない。米球界でも二人だけしか到達していない偉業である

▼「自分自身を模倣し、自分自身をいつもコピーしつづけるのは、安心である。しかし、そこには停滞があり、衰退が待ち受けている。組織であれ、個人であれ、その生命が持続していくには、自己模倣ではなく、自己の更新が必要なのだ」。世阿弥の思想に基づいた土屋恵一郎・明治大教授の指摘である

▼過去の自分を模倣するだけの選手なら大記録は生まれなかった。限界に挑戦し続け新しい自分を生みだす三十九歳。物語の続きが楽しみだ。


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