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9月2日の社説は・・・ そごう・西武スト

2023-09-02 05:30:46 | 社説を読む
「ストライキ」国鉄時代は毎年の行事でしたが、最近では聞いたことがありません。
 
・ 西武百貨店スト 労使の話し合いを尽くしたか
・ 危機管理統括庁 感染症への備えを総点検せよ
 
・ そごう・西武 ストが問う企業の責任
・ 防衛概算要求 身の丈を超えた膨張だ
 
・ 大震災と朝鮮人虐殺 史実の黙殺は許されない
・ 上関に中間貯蔵施設 国策の矛盾直視すべきだ
 
・ そごう・西武ストが投じたM&Aの課題
・ 待機児童減も喜ぶのは早計だ
 
・ そごう・西武売却 百貨店の未来像示せるか
・ 処理水と対中外交 WTO提訴をためらうな
 
・ 熱海土石流 再建支援 きめ細かに
・ 防衛費最大に 金額ありきの膨張憂う
 
※ そごう・西武を4社が取り上げました。
 
そごうは、初代十合伊兵衛(そごう いへい)が、創立の基となる"大和屋"を大阪で天保元年に開業したのが始まり。
西武は、昭和15年、株式会社 武蔵野デパート(池袋本店)として開業しました。
私の学生時代、日本一周していた頃には、とても輝いていた記憶があります。
 
いずれも、06年にセブン&アイ・ホールディングスの子会社となっています。
そして、09年(平成21年)に合併しています。
ライブドアのM&A(合併・買収)が話題になっていた頃です。
 
セブン&アイ・ホールディングスは、もともとイトーヨーカ堂を中核会社、子会社としてセブン-イレブン・ジャパンなどを擁する企業グループでした。
売り上げから、セブン-イレブンの方が売り上げが多くなりました。
 
合併により、コンビニ-スーパー-百貨店が、一つのグループになったのです。
 
しかし、今回、その百貨店部門を切り離そうとしているのです。
 
百貨店業界全体の売り上げが減り、車社会を生かしたイオンなどの郊外型の大型スーパーの進出、
amazonなどの通販の拡大で、そごう・西武の価値はどんどん下がっていったのです。
 
大手百貨店では61年ぶりのストライキ。
 
時代の変化の象徴的な事件です。
 
 

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