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小中高で自殺予防教育検討 文科省、議論本格化

2010-12-31 08:09:23 | 教育関連情報
「自殺について考える」ことが自殺予防につながるか?

個人的には大きな疑問であることが、文科省で議論されそうです。

「アメリカの一部で行われているから導入を検討」というのは、日本の教育のレベルの低さを物語っています。

記事をご覧ください。

-------以下引用-------
産経新聞 12月31日(金)7時56分配信

 ■落ち込んだら相談を/「死にたい」言われたら大人に伝えて

 子供の自殺に歯止めをかけるため、小中学校や高校の授業に自殺予防教育を導入することを文部科学省が検討していることが30日、分かった。専門家で構成する同省の諮問機関「児童生徒の自殺予防に関する調査研究協力者会議」で年明けから議論を本格化させる。米国で実施されている自殺予防教育を参考に、小中学校では「道徳」や「総合的な学習の時間(総合学習)」で、高校では「保健体育」などの授業に盛り込む方向で検討が進められる。

 予防教育は、自殺について深く考えさせることと、相談機関や医療機関の情報を知らせることが柱。ひどく落ち込んだときには誰かに相談し、友達から「死にたい」と打ち明けられたら信頼できる大人に伝えるといった対策を教える。

( 中 略 )

 来年1月5日に開かれる同会議で、米国視察の詳しい内容について報告される予定で、それを基に自殺予防教育の導入についての検討を本格化させる。

 ただ身内に自殺者がいる児童生徒を傷つける可能性も指摘されるなど授業導入には慎重論が一部である。正式導入には中央教育審議会の了承も必要で、同省は平成23年度内の結論を目指して議論していく方針だ。

 警察庁の21年調査では、小中学、高校の児童生徒の自殺者は306人。今年10月には群馬県桐生市で小学6年の女児が自殺し、その後に学校でいじめを受けていたことも発覚している。

-------引用終わり-------

日本では、いろいろな視点で命の大切さを教える教育が行われています。

「自殺をするな」ではなく、「自他の命を大切に」「みんなそれぞれすばらしいところがある」という方が、ずっと進んでいると思うのですが・・・




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