今年も、終戦の日がやってきました。77年です。
・ 戦後77年と世界 平和の合意点を探る時だ
・ 終戦の日 侵略許さぬ国際秩序築き直せ
・ ’22平和考 77回目、終戦の日 「小さき人々」守る世界に
・ 「戦後」を終わらせてはならない
・ 終戦の日に 抑止力高め平和を次世代へ、首相と閣僚は靖国参拝を
・ 国民を死なせないよう 終戦の日に考える
※ いろいろな思いがあります。
読売です。
第2次世界大戦後の国際秩序は国連憲章が定める主権と領土の尊重、紛争の平和的解決が土台となっている。日本は先の大戦を深く反省し、憲章を忠実に守り、世界の安定に力を尽くしてきた。
こうした努力をあざ笑うかのように、ロシアはウクライナを一方的に侵略し、市民を虐殺し、核兵器の使用までちらつかせている。紛れもない国際法違反だ。
ウクライナでの武力行使の即時停止を求める国連安全保障理事会の決議案は、安保理常任理事国であるロシアの拒否権行使によって否決された。
国連憲章は第2次大戦に勝利した大国間の協調を前提にしている。常任理事国が自ら侵略を行うことは想定していない。戦後秩序は崩壊の危機に直面している。すべての責任はロシアにある。
その通りです。攻められない国づくりが必要です。
非武装中立はあり得ないことは、今回のロシアが証明しました。
ロシア、そしてロシアに共鳴している中国は、日本の隣国です。
中日です。
出生数の減少も含めた「少子高齢化」は人口構造上の大問題ではあったとしても、世界で最も生まれた子が亡くなりにくい国の一つであり、かつ世界一の長寿国の一つであるとは、つまり「世界で最も国民が死ににくい国」の一つということでありましょう。
新型コロナウイルスによる死者も同様です。日本でも三万五千人を超えてはいますが、米国の死者は百万人以上で、十数万人を数える英独仏と比べてもいかに少ないか分かります。報告が不正確な国もある上、データは日々変動するので何事も確言はできませんが、少し前には、海外メディアが、人口百万人当たり死者数は日本が先進国では最少だと、やや驚きをもって報じたこともありました。
衛生観念の高い国民性の寄与が大きいのかもしれず、全部が政権や政府の手柄と言うつもりはありません。でも、結果として「世界で最もコロナで国民が死ににくい国」の一つになっている、ぐらいは言えるのかもしれません。
こうした結果からみれば、これまでの政権や政府は、少なくとも最低限の存在意義にはかなっていると評価してよいでしょう。
ただ、それもこれもすべて、七十七年前の今日より後の話です。
これもその通りです。