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12月13日の社説は・・・

2013-12-13 05:39:35 | 社説を読む
税制大綱でしょう。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 石破発言―報道の危うさ叫ぶ前に
・ 税制改革―納税者の不信に応えよ

読売新聞
・ 与党税制大綱 家計と景気への目配り十分か
  
毎日新聞
・ 報道抑制発言 やはり秘密法は危険だ
・ 軽減税率 10%と同時に導入せよ
 
日本経済新聞
・ 経済再生の戦略見えぬ税制大綱

産経新聞
・ 軽減税率導入 「10%と同時」は不可欠だ 減収理由に先送り許されぬ
 
中日新聞
・ 税制改正大綱 やはり企業優遇ですか
・ 石破氏発言 報道を統制する発想だ

※ 全社が税制大綱について触れました。

代表的な主張は次の二つです。

朝日
「家計は増税、企業は減税。
 与党が決めた税制改革を一言でまとめれば、そうなる。」

読売
「(軽減税率導入は)いたずらに対象品目や制度設計などの決定を遅らせてはならない。10%増税と同時の導入を速やかに決断すべきだろう。」


軽減税率導入には、私は疑問も感じています。

日経です。
「 ただし軽減税率の導入にも多くの課題が残る。対象品目の適正な線引きや、企業に大きな負担をかけない納税実務を詰める必要がある。税収がその分目減りするため、消費税率の一層の引き上げも覚悟しなければならなくなる。そうした全体像を早く示し、企業や国民の判断を仰いでほしい。」

欧米は20~30%の消費税だからこそ、軽減税率を導入しているのです。

10%での軽減税率導入は、納税コストを相殺すると、どれだけ残るのかしっかりと見積もる必要を感じます。

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