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哲学入門29 社会契約説 わかりやすく

2019-02-16 05:20:45 | 哲学の窓
白坂慎太郎先生の哲学入門

第29回は、 社会契約説 わかりやすく です。
 ここから https://www.youtube.com/watch?v=XlmUaZz-DP0



これまで、カント、ヘーゲルを取り上げました。

今回から少し時代を戻して、社会契約説を取り上げます。

ここで時代の確認をしておきましょう。

カント(1724年 - 1804年)
ヘーゲル(1770年 - 1831年)

ちなみに

ベートーヴェン(1770年 - 1827年)
ナポレオン(1769年 - 1821年)
シラー(1759年 - 1805年)

これから出てくるのが・・・

トマス・ホッブズ(1588年 - 1679年)
ジョン・ロック(1632年 - 1704年)
ルソー(1712年 - 1778年)



社会契約説により、自由が明記されました。
「自由」という概念は、人類の歴史から見ればまだ最近のこと、日本では150年、西洋でも300年ほどのことなのです。

国家はどのようにして誕生したのでしょうか。

ルネサンス宗教改革で、人は自由と平等の意識に芽生えます。

ここで自然法思想啓蒙思想という2つの考え方が出てきます。

自然法思想とは、


もともとキリスト教にもあったのですが、神から切り離されました。
自由権、平等権のようなものです。


啓蒙主義とは


理性の力で、合理的なものの実現をめざします。
迷信を批判していくのです。

人間は、みんなの平和のために社会を変えていくという方向へ転換します。

この2つを組み合わせて生まれた思想が社会契約説です。



社会契約説では、国家社会の役割として、国民の自然権の保護を求めました。

これが、清教徒革命や名誉革命、フランス革命の理論的な支えとなりました。

思想が社会を変えるのです。

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