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人を動かすリーダーに大切な40の習慣 -3-

2013-12-04 05:47:22 | MY BOOK
PHP研究所の[図解]人を動かすリーダーに大切な40の習慣 を読みました。



著者は、東レ経営研究所特別顧問 佐々木 常夫氏です。

自分流解釈の3回目です。

第1章 「これからのリーダー」に知っておいてほしい10のこと

○ 部下の自己実現を心から願いサポートせよ  

 佐々木氏は、リーダーの中で最も難しいのは課長だと言っています。
 その根拠は、部下が多いから。
 
 これは、ピラミッド型でなく、鍋ぶた型の教員社会では、管理職がそのまま当てはまります。

 教員社会は、校長・教頭の次には教諭しかいません。
 主任がいますが、職名としては横並びです。

 当然、部下が多ければ、部下に合わせた指導が必要です。

 しかも、全員大学出で、その多くは子供の頃の優等生。

 すべての職員の自己実現を願って深く関わってこそ、絆が生まれるのです。


○ 理論を鵜呑みにしない。自分の頭で考える  

 ビジネスの理論書は数多く出回っています。

 教育書も同様です。

 ただし、現場経験のない学者の理論は、どうしても理想論に走ります。
 理論を知ることは大切なことですが、それに固執しすぎるとうまくいきません。
 現実は、様々な要因が絡み合っているからです。

 自分の目でよく見て現実を把握し、自分の頭で考えて判断する。
 それが大切です。


第2章 チーム全員が定時に帰れて 結果も出る仕事術

 教員社会は、時間の感覚が薄いのが事実です。

 残業手当がないので、時間のコスト意識が低く、勤務時間外に、月に100時間以上在校する人もざらにいます。 
 特に中学校では、進路指導や生徒指導に加えて、部活動の指導があり、物理的に在校時間が増えてしまいます。

 これが、管理職の大きな悩みです。

 ビジネスの世界ではどうしているのか、見てみましょう。
 

○ 仕事に対する考え方を反復連打で部下に徹底する  

 佐々木氏は、「計画主義と重点主義」「フォローアップの徹底」「シンプル主義」といった10箇条を、繰り返したたき込むと言っています。

 そして、それによって成功したときにはプラスの言葉をかける。失敗したら、ふり返りの機会をもち次のプラスに変えるといっています。

○ リーダーは在任期間に達成すべき目標を定めよ  

 これはもちろん学校でも大切です。

 ただ、これも現実を見てからでないと空回りをします。
 現実を見て、何が足らないのでいつまでにどうするかを明確にするのです。

 
 「定時に帰れて」にどう結びつくのでしょうか・・・。次回が楽しみです。


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