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愛知の街道を行く シリーズ1「宮宿」-3-

2024-01-30 07:20:04 | 取材・旅行

2024年1月27日(土)、栄中日文化センター主催、「愛知の街道を行く シリーズ1」(2024年1~5月)「宮宿」へ行ってきました。 講師は、七種英康先生です。その様子を、数回にわたって紹介します。

今日は、「宮宿」の3回目。

今回のルートです。左下の宮から右下の「桜」駅の近くまで歩きます

この画像の出典がすごい!

Network2010 はすごいサイトです!https://network2010.org/article/451

今回説明するのはここ

①が西浜御殿跡です。

②が内田町神社です。

③Gは宝勝院です。

名古屋市熱田区神戸町にある西山浄土宗のお寺、蓬寿山・宝勝院です。

熱田湊の常夜灯を、承応3年(1654年)から明治24年(1891年)まで管理してきたお寺です。

そして有名な、あつた蓬莱軒です。

創業明治6年創業の「ひつまぶし」で有名です。

明治末期頃、大きなお櫃で、蒲焼にした鰻をのせたご飯を、お座敷にて女中さんが小分けして、客にふるまったのが始まりです。

「蓬莱陣屋」と書かれています。

ここが、宮宿にある2つの本陣の一つ、「赤本陣」の跡なのです。

ちなみに、東の本陣を「白本陣」といいます。

上の地図では、東海道が分断されています。

11階建ての細長いビルの右側が東海道です。歩道橋の上から撮りました。

歩道橋から下りて振り返ると、矢印の先が歩いてきた道です。

東海道と美濃路の分岐点(追分)が、源太夫社(上知我麻神社(かみちかまじんじゃ)跡にあります。

説明も丁寧です。

案内板です。

テキスト化してみましょう。


道 標
ここ熱田伝馬町の西端は、江戸時代、東海道と美濃路(又は佐屋路)の分岐点で、重要な地点であった。

この道標は、建立当時(一七九〇年)より三叉路東南隅にあったが、平成二十七年に現在の地に移設した。

四面には、次のように刻まれている。

北 さやつしま(佐屋津島) みのち(美濃路)道

南寛政二庚戌年

東 江戸かいとう(街道)

北 なこやきそ道(名古屋木曽)

南 京いせ(伊勢)七里の渡し

是より北あつた御本社貳丁

なお、この三叉路の東北隅には、これより32年前(宝暦八年)に建立された道標があった。
表示は 「京いせ七里の渡し」以外はこれと同じである。

戦災で破損したが復元され、10mほど東側にある。


『尾張名所図会』にも載っています。

ほうろく地蔵です。上の絵からわかるように、ここはかつて高札場でした。

解説によると、その昔、この焙烙地蔵は、現在の知立市重原の草むらの中で倒れていて、焙烙売りの商人が熱田まで運んで来たそうです。 その商人が置き去りにした場所に、お堂を建てたのが「焙烙地蔵」の始まりということです。

焙烙(ほうろく)とは、素焼きの土鍋のことで、平皿タイプや急須タイプなどがあります。 お茶、ゴマ、豆などを炒るのに用います。

 上知我麻神社は熱田神宮の摂社です。江戸時代には「源太夫社」とも呼ばれて、知恵の文殊様としても知られました。

名古屋おもてなし武将隊®おススメ!信長攻路スポット 1月「上知我麻神社跡」編

東に進み、ここが白本陣があった場所です。細長い建物で、奥のコンビニまでの一角を占めていました。

明日に続きます。


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