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9月11日の社説は・・・

2014-09-11 05:21:45 | 社説を読む
川内原発が話題になるか・・・。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ NATO―理念を掲げて再結集を
・ 欧州の経済―金融緩和だけで良いか

読売新聞
・ 川内原発「合格」 再稼働へ課題の解決を急げ(2014年09月11日)
・ 司法試験 法科大学院の不振は深刻だ(2014年09月11日)
 
毎日新聞
・ 川内原発再稼働 なし崩し的に進めるな NEW (2014年09月11日)
・ 尖閣国有化2年 不信の連鎖を断ち切れ NEW (2014年09月11日)

日本経済新聞
・ 川内再稼働へ首相が前に出て理解得よ
・ 社会福祉法人の改革を急げ

産経新聞
・ 経団連と企業献金 透明性高め国民の理解を
・ 川内原発「合格」 再稼働の加速につなげよ 

中日新聞
・ 起てよ全国の新聞紙 桐生悠々を偲んで 

※ 川内原発について、賛否両論並びました。
 明日には、朝日や中日が反対の立場から論陣を張るでしょう。

 今日は中日を紹介します。 

「私たちの新聞には「言わねばならないこと」だったのです。

 この「言わねばならないこと」は、本紙を発行する中日新聞社の前身の一つ、新愛知新聞などで、編集と論説の総責任者である主筆を務めた桐生悠々の言葉です。」

「「言いたい事と、言わねばならない事とを区別しなければならないと思う」「言いたいことを言うのは、権利の行使であるに反して、言わねばならないことを言うのは、義務の履行だからである」「義務の履行は、多くの場合、犠牲を伴う。少(すくな)くとも、損害を招く」」

「全国のブロック・県紙のうち、弊社を含む三十九社が、政府の解釈変更による集団的自衛権の行使容認に反対する社説を掲載しました。賛成はわずか二社です。

 地域により近いメディアがそろって反対の論陣を張ったことを、政府は無視してはならない。」

「政府が悪政に道を踏み外すのなら、私たち言論機関が起ち上がるのは義務の履行です。戦前・戦中のように犠牲を恐れて、権力に媚(こ)びるようでは存在価値はありません。日本を再び「戦前」としないためにも、悠々を偲(しの)び、その気概を心に刻まねば、と思うのです。」

 読み応えのある社説です。

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