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7月1日の社説は・・・

2013-07-01 05:17:39 | 社説を読む
参院選絡み他、広く分かれそうです。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 秋入学見送り―この一歩を次につなげ
・ 年金未納―若者に身を守る知識を

読売新聞
・ 節電スタート 省エネ頼みでは停電が心配だ
・ 中国金融リスク 「影の銀行」を野放しにするな

毎日新聞
・ 参院選 問われるもの…社会保障
・ 水害サミット 地域の力で「共助」を

日本経済新聞
・ 企業主導で消費の掘り起こしを
 
産経新聞
・ 問題教科書 都の不採択方針は正しい
・ 選挙制度で新機関 結論実現の担保が重要だ

中日新聞
・ クロアチア加盟 想起したいEUの原点
・ 婚外子の相続 少数者差別、司法が救え

※ 産経が教科書の問題に触れています。

「来春から使用される高校教科書について、東京都教育委員会(都教委)が実教出版(東京)の日本史教科書の記述に問題があるとして「使用は適切でない」とする通知を出した。」

何が不適切か?

「問題になっているのは、検定合格した同社の1、2年生用の「高校日本史A」と「高校日本史B」の2冊だ。卒業式や入学式の国旗掲揚、国歌斉唱について「一部の自治体で公務員への強制の動きがある」と記述していた。」

なるほど、東京都としては受け入れがたい表記でしょう。
学習指導要領は国旗や国歌について、教師の責務としての指導義務を定めています。

そこで疑問が浮かびます。

「見逃せないのは、こうした不適切な記述が検定段階で正されなかったことだ。」

しばらくゆるめだった検定も、ふたたび厳しくなる可能性を感じます。

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