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学校広報研究会2011セミナー in名古屋 -1-

2011-02-20 07:32:11 | 教育関連情報
昨日は、名古屋ルーセントタワーで行われた学校広報研究会2011セミナー in名古屋へ参加しました。

テーマは、「自ら語れば学校はもっと愛される」~ひとまかせにしない学校ホームページ~



プログラム等はここをご覧ください。
http://planexus.co.jp/

私が印象に残った言葉を紹介します。

「学校は自ら語れば、もっと愛される」

 これは実感として理解できます。
 


 学校ホームページ(HP)は、自分から見に行かないと見ることができません。
 HPを見てくれる人は、基本的に学校に関心のある人なのです。
 授業参観に簡単には行くことができない以上、HPが最も情報量の多い、すなわち発信力の高いメディアなのです。


これは一般的な保護者のイメージです。



マスコミしか情報源がないために、偏った、極端な一部を切り取ったような非日常的な情報しか知りません。
学校はどこもこんなものと思ってしまいます。

しかし、HPが充実すると次のようになります。



マスコミ情報に対しても、「そんなこともあるんだ。うちは大丈夫だけどね。」という安心感を保護者が抱きます。

一言で言うと、「学校 見える化」と言えるでしょう。




私は、校長時代、毎日HPを更新していました。
こんな良いことがありました。

○ 校長自身が、学校(学年、学級)や地域で行われていることを、常に気にするようになる。
  また、周囲から情報を教えてもらえるようになる。

○ 教室にも簡単に入り、日常的に授業を参観することができる。

○ 保護者・地域・校内の教員に、行事等の目的を校長の言葉で説明することができる。

○ 保護者・地域・校内の教員に、行事等の評価を校長の言葉で紹介することができる。

○ 校内の教師自身が、他学年や他学級、地域での情報を知ることができる。

○ 自分の生涯学習的な生き方を発信し、生徒や教師のモデルになることができる。

マネジメントツールとしても、学校HPは最もコストパフォーマンスが高く、手軽なのです。

今回の研修では、自分の発想になかったものも多々あり、とても参考になりました。



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