前回、この本の概要や目次、著者の紹介をしました。
実際に手に取ってみると、何と装丁のセンスの良いこと。
デザイナーの河村誠さんによるものだそうです。
私がこの本の著書、伊藤康祐君を知ったのは、彼が中学生の時の夏休みの自由研究の作品からです。
彼が通った中学校とは、私が昨年まで校長をしていた岩倉市立南部中学校。
その作品は、ケルト神話を取り上げたもので、かなり専門的なものでした。
その中学生の自由研究に対して、慶応大学の名誉教授 高宮利行先生が着目したというから驚きです。
高宮利行先生は、アーサー王伝説の権威なのです。
また、彼が作ったイタリア旅行のHPにも注目していました。
この本では扱われていないのですが、彼が撮影したイタリアの田舎の写真がコメントを添えてまとめられていました。
写真の対象は、田舎の民家の物干し台。洗濯物。
風でなびく洗濯物は、まさにそこに根付いて生活する人々の生命力を写し出していました。
「何て感性の豊かな子なんだろう」
写真を見て抱いた素直な感想です。
その彼が気持ちをブログに残し、不幸にして急逝した後に明らかになったのがこの書の内容です。
あのケルトを書いた彼が、あの写真を撮った彼が残したブログとは…
期待を込めて手にしました。
康祐君と生前親交のあったタケルンバ卿のブログを紹介します。
http://d.hatena.ne.jp/takerunba/20090601/p4
続きます。
実際に手に取ってみると、何と装丁のセンスの良いこと。
デザイナーの河村誠さんによるものだそうです。
私がこの本の著書、伊藤康祐君を知ったのは、彼が中学生の時の夏休みの自由研究の作品からです。
彼が通った中学校とは、私が昨年まで校長をしていた岩倉市立南部中学校。
その作品は、ケルト神話を取り上げたもので、かなり専門的なものでした。
その中学生の自由研究に対して、慶応大学の名誉教授 高宮利行先生が着目したというから驚きです。
高宮利行先生は、アーサー王伝説の権威なのです。
また、彼が作ったイタリア旅行のHPにも注目していました。
この本では扱われていないのですが、彼が撮影したイタリアの田舎の写真がコメントを添えてまとめられていました。
写真の対象は、田舎の民家の物干し台。洗濯物。
風でなびく洗濯物は、まさにそこに根付いて生活する人々の生命力を写し出していました。
「何て感性の豊かな子なんだろう」
写真を見て抱いた素直な感想です。
その彼が気持ちをブログに残し、不幸にして急逝した後に明らかになったのがこの書の内容です。
あのケルトを書いた彼が、あの写真を撮った彼が残したブログとは…
期待を込めて手にしました。
康祐君と生前親交のあったタケルンバ卿のブログを紹介します。
http://d.hatena.ne.jp/takerunba/20090601/p4
続きます。