Kaettekita 私が思う あのこと このことReturn(Get Back Part2)

進取究明。日々の雑感を気ままに綴る私なりに思い考え行い実践する不定期の記録。写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ。

「論語」孔子の世界

2022年11月19日 22時21分21秒 | 読書・本を読む事への楽しみ誘い。日蓮正宗御本。その他一般著作物電子書籍・辞書類
子の曰わく、人の己を知らざることを患えず、人を知らざることを患える。
先生がいわれた、「人が自分を知ってくれないことを気にかけないで、人を知らないことを気にかけることだ。」(「巻第一、学而第一」以下、同じ。)

子の曰わく、学びて時にこれを習う、亦た説ばしからずや。朋あり、遠方より来たる、亦た楽しからずや。人知らずして憾(うら)みず、亦た君子ならずや。
先生が言われた、「学んでは適当な時期におさらいする、いかにも嬉しいことだね。(そのたびに理解が深まって向上していくのだから。)だれか友だちが遠い所からたずねて来る、いかにも楽しいことだね。(同じ道について語り合えるから。)人が分かってくれなくても気にかけない、いかにも君子だね。(凡人にはできないことだから。)」

曾子の曰わく、吾れ日に三たび吾が身を省みる。人の為に謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、習わざるを伝うるか。
曾子がいった、「わたしは毎日何度もわが身について反省する。人のために考えてあげてまごころからできなかったのではないか。友だちと交際して誠実ではなかったのではないか。よくおさらいもしないことを(受け売りで)人に教えたのではないかと。(「岩波文庫」より。)


おそらくこの三つ目は、あの、辞書などで有名な、「三省堂書店」の謂われ、書店名の名前の語源なのかな、とこれも孔子様の言う「受け売り」では困るんですが。

以上。よしなに。wainai


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