日記

音楽教室のことや、その日に起きた出来事をご紹介します。

どんな気持ちで弾きますか?

2014-05-12 22:31:13 | Weblog
最近、教室をもっと良くしたい!自分も勉強したい!モードです。

今日は久しぶりに少しだけ練習ができました。



(レッスン室で娘を遊ばせていたら、水の入った除湿機を倒されてしまい

カーペットの床が水浸しになるという悲しい事件も起こりました。。。。)



夜はインターネットで教室情報の収集です。

本当に偶然に大学の同級生のHPを見つけました。

ピアノはもちろんすごく上手く、明るくサバサバ、スタイルも良い美人さんでした。

彼女のブログを見ていると、いいことがたくさん書いてあります。

その中で特に共感した言葉がありました。

彼女が高校生の頃、あるコンクールで優勝したそうです。

その時、とても気分が良かったらしいのですが「優越感」ではなく「充実感」だったそうです。



コンクールは良い物か悪い物か?

指導している立場から考えると本当に色々な側面があります。

自分の力を試すため。練習の成果を披露するため。他の人の演奏を聴く機会。

良い点はたくさんありますが、コンクール以外の曲(練習曲やバッハ)がどうしても

おろそかになる。常に優劣を考えてピアノを弾いてしまう。。。

その子の性格やその時の状態もバラバラなので、難しいのです。



友人のブログにはまだ続きがあって、生徒さんがコンクールでおじぎをする時、

「1、聴いて下さるお客様 2、レッスンについてきてくれるお母さん、お月謝を出してくれる

お父さん  3、いつもレッスンをしてくれる先生  4、作曲家」

上に挙げたみんなに感謝しておじぎをするんだよと教えたそうです。

音楽への大きな愛情がそのまま生徒さんに伝わるような指導をしている彼女、素晴らしいです!!



私の場合、「優越感」どころかいつもひくつになって終わっていました。。。。

(私なんかの演奏、つまらないんじゃないかな?長いと思われたらイヤだな。。。。

すぐに終わりますからすみません。。。)

そんなことを考えながら弾くこともたくさんありました。

だんだん負の考えを克服して(聴いて下さる方と作曲家に失礼にならないように

心をこめて演奏しよう)と思えるようになってきましたが

やはり気分良く自分の演奏に○を付けられることはありませんでした。

もし今度、何かの機会に曲をご披露する機会があれば、もっと前向きに演奏したいです。



今年ももうすぐ「子どもたちのコンサート」です。

今日は研究グループの例会でプログラムの相談をしてきました。

作曲家ごとのコーナーを作ったり、毎年工夫しています。

出演する生徒さん達はあと一息、練習を頑張りましょう!!!




恩師に「あなたは弾くのは嫌いだけど弾かせるのは好きなんだよね。」と言われました。

その通りです。

生徒さん全員が笑顔で終われることを目指して、日々のレッスンで一生懸命指導をしています。

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