私はレッスンを受けるとき、人前でピアノを弾くとき、
必ず一回目に「しゅん
」とした音になってしまいます。
何をそんなに落ち込んでるんだ?と、笑われてしまうほど
落ち込んだ音を出すことができます。。。
なぜだろうと考えてみたところ・・・
人が発する音全てにおいて、私は「乱暴」というのが嫌いです。
楽器の音だけではなくて、話す時に選ぶ言葉や口調、ドアの閉め方、
歩き方など、そういう物音が乱暴だと、とても嫌な気持ちになります。
(こうならないように気をつけよう)
立ち居振る舞いはそれで良いと思います。
でも、(乱暴に聴こえたらイヤだな。。。)と思いながら気をつけて弾くと、
たとえばフレーズの終わりに向けて丁寧に弾けばいいのに、
頭から弱々しい音になってしまい、残念ながら「しゅーん
」で終わってしまいます。
いつも100パーセント客観的に自分の音を聴くことはできません。
でも、もう少し自我(あるのかなぁ?)を出したほうが、かえって聴く人の為に
なるような気がします。
というわけで、インヴェンション10番 ト長調の親指や拍入れの練習を
していますが、だんだん加減が分からなくなってきました。
土曜日は須田先生のレッスンですが、1回目の演奏はいったいどうなるでしょう???
うちの生徒さん達は、余計な気負いが無いのか、いつも自然体の人が多いようです。
変に力が入ってしまう恐ろしさを知っているので、常に「いつも通り、楽しく弾いて」
と、呪文のように声がけしているので、みんな洗脳されているのかも知れません。
子どももそうですが、大人の方のレッスンで、♭1つ、しかも半ページに省略した
ショパンの「別れの曲」を弾いていた方が、ここで終わりにするのは勿体無い!!
という素晴らしい演奏をなさいました。
来年まで一度寝かせておいて、次の発表会で是非みなさんに聴いてもらいましょうと
言って、今回は合格になりました。
あの名演を独り占めできて、かなりの贅沢でした。
良いことも辛いことも、全部経験して、それを生徒さんたちに還元できれば、
それが私の一番の仕事だと思っています。
必ず一回目に「しゅん
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何をそんなに落ち込んでるんだ?と、笑われてしまうほど
落ち込んだ音を出すことができます。。。
なぜだろうと考えてみたところ・・・
人が発する音全てにおいて、私は「乱暴」というのが嫌いです。
楽器の音だけではなくて、話す時に選ぶ言葉や口調、ドアの閉め方、
歩き方など、そういう物音が乱暴だと、とても嫌な気持ちになります。
(こうならないように気をつけよう)
立ち居振る舞いはそれで良いと思います。
でも、(乱暴に聴こえたらイヤだな。。。)と思いながら気をつけて弾くと、
たとえばフレーズの終わりに向けて丁寧に弾けばいいのに、
頭から弱々しい音になってしまい、残念ながら「しゅーん
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いつも100パーセント客観的に自分の音を聴くことはできません。
でも、もう少し自我(あるのかなぁ?)を出したほうが、かえって聴く人の為に
なるような気がします。
というわけで、インヴェンション10番 ト長調の親指や拍入れの練習を
していますが、だんだん加減が分からなくなってきました。
土曜日は須田先生のレッスンですが、1回目の演奏はいったいどうなるでしょう???
うちの生徒さん達は、余計な気負いが無いのか、いつも自然体の人が多いようです。
変に力が入ってしまう恐ろしさを知っているので、常に「いつも通り、楽しく弾いて」
と、呪文のように声がけしているので、みんな洗脳されているのかも知れません。
子どももそうですが、大人の方のレッスンで、♭1つ、しかも半ページに省略した
ショパンの「別れの曲」を弾いていた方が、ここで終わりにするのは勿体無い!!
という素晴らしい演奏をなさいました。
来年まで一度寝かせておいて、次の発表会で是非みなさんに聴いてもらいましょうと
言って、今回は合格になりました。
あの名演を独り占めできて、かなりの贅沢でした。
良いことも辛いことも、全部経験して、それを生徒さんたちに還元できれば、
それが私の一番の仕事だと思っています。