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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
<漢検1級 27-③に向けて その55 >
ー漢検漢字辞典第2版からー
●「鷸蚌の争い」の「鷸(イツ、しぎ、かわせみ)」
・漢検漢字辞典第2版にも「鷸蚌之争」、「鷸冠」、「<鷸子(つぶり)>」掲載あり・・・(←当て字でなければ「鷸子(イツシ)」となる)
・このうちの、「鷸冠(イツカン)」・・・(漢検第2には説明なかったと思う)・・・
・通常の解釈では「かわせみの羽飾りのある冠」・・・
・面白いのは大漢和・大字源と漢字源の解釈というか説明が異なっている・・・
大漢和・大字源:①カワセミの冠 ②しぎの羽で飾った冠(鷸(しぎ)は雨の降るのを予知するので天文の官の冠とする)
漢字源:カワセミは雨の降るのを予測するといわれることから、天文をつかさどる者がかぶった。
だって(^^) *字通にも「鷸は雨を予測する」との説明あるも、肝腎の「鷸」が「カワセミ」なのか「シギ」なのか、判別つかず。
・さて、 「鷸冠」の「鷸」は“かわせみ”なのか“しぎ”なのか(^^)・・・漢字の先生はあまり詳しくなさそうなので、鳥類学者か天文学者、来てくれえ~(^^;)
・なお、ついでに、・・・「鷸蚌」の「鷸」は“しぎ”のことですね。
●麕(キン、クン、のろ、くじか、むら(がる))
・第2版で、「麕」は音による意味分けあり・・・「キン」=のろ、くじか 「クン」=むらがる、あるまる
・掲載熟語は、「麕至(クンシ)」(=むらがり来る)「麕集(クンシュウ)」(=むらがり集まる)
・「むらがる」の場合、「クン」で覚えておけば良いみたい・・・だが、辞典によっては以下のとおり。
「麕至」:大漢和「キンシ」大字源「クンシ・グンシ」字通「キンシ・クンシ」
「麕集」:大漢和「キンシュウ・グンシュウ」字通「クンシュウ」漢字源「クンシュウ」
・・・いったい、どうなってんだ(ーー)この辺が漢字の世界のよくわからないトコロ(ーー)・・・
・ついでに、「キン=のろ、くじか」に該当する熟語・・・第2版にはナシ・・・
「麕身(キンシン)」=のろの形をした身体、「麕兎(キント)」=のろとうさぎ ・・・いずれも大漢和のみの掲載。
👍👍👍 🐑 👍👍👍
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
<漢検1級 27-③に向けて その55 >
ー漢検漢字辞典第2版からー
●「鷸蚌の争い」の「鷸(イツ、しぎ、かわせみ)」
・漢検漢字辞典第2版にも「鷸蚌之争」、「鷸冠」、「<鷸子(つぶり)>」掲載あり・・・(←当て字でなければ「鷸子(イツシ)」となる)
・このうちの、「鷸冠(イツカン)」・・・(漢検第2には説明なかったと思う)・・・
・通常の解釈では「かわせみの羽飾りのある冠」・・・
・面白いのは大漢和・大字源と漢字源の解釈というか説明が異なっている・・・
大漢和・大字源:①カワセミの冠 ②しぎの羽で飾った冠(鷸(しぎ)は雨の降るのを予知するので天文の官の冠とする)
漢字源:カワセミは雨の降るのを予測するといわれることから、天文をつかさどる者がかぶった。
だって(^^) *字通にも「鷸は雨を予測する」との説明あるも、肝腎の「鷸」が「カワセミ」なのか「シギ」なのか、判別つかず。
・さて、 「鷸冠」の「鷸」は“かわせみ”なのか“しぎ”なのか(^^)・・・漢字の先生はあまり詳しくなさそうなので、鳥類学者か天文学者、来てくれえ~(^^;)
・なお、ついでに、・・・「鷸蚌」の「鷸」は“しぎ”のことですね。
●麕(キン、クン、のろ、くじか、むら(がる))
・第2版で、「麕」は音による意味分けあり・・・「キン」=のろ、くじか 「クン」=むらがる、あるまる
・掲載熟語は、「麕至(クンシ)」(=むらがり来る)「麕集(クンシュウ)」(=むらがり集まる)
・「むらがる」の場合、「クン」で覚えておけば良いみたい・・・だが、辞典によっては以下のとおり。
「麕至」:大漢和「キンシ」大字源「クンシ・グンシ」字通「キンシ・クンシ」
「麕集」:大漢和「キンシュウ・グンシュウ」字通「クンシュウ」漢字源「クンシュウ」
・・・いったい、どうなってんだ(ーー)この辺が漢字の世界のよくわからないトコロ(ーー)・・・
・ついでに、「キン=のろ、くじか」に該当する熟語・・・第2版にはナシ・・・
「麕身(キンシン)」=のろの形をした身体、「麕兎(キント)」=のろとうさぎ ・・・いずれも大漢和のみの掲載。
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