久しぶりに観ました。
それこそ23~4年ぶりです。
リュック・ベッソン監督の名前を日本に知らしめた「グランブルー」
これで実力を示して、「レオン」に着手するわけでそういった意味でも
「グランブルー」は大事な作品。
話しのベースは、アンデルセン童話などの「おとぎ話」だ。
純粋に、男の子の同士の友情。そして三角関係の恋愛ストーリー。
三角関係?
そう、まさにロザンナ・アークエッド扮するジャック・マイヨールの恋人と
もう一人(一匹?)海にすむ可愛らしいイルカ(メス)の三角関係の恋物語。
過酷な「素潜り競技選手権」を通して、ジャック心境が変化していくところがいい。
地上では孤独をかみしめて生きていくしかない。居場所が無くなってくる寂しさ。
海。ここしか自分の生きていくところはないのだ。
愛し合うごとに二人の間にある溝が深いことに気が付いていくところがいい。
ジャックには海しか生きていけないのだ。
海の底の底は太陽の光を遮断して暗黒に近い世界だ。しかし、闇ではない。
暗闇ではないのだ。その色がグランブルーなのだ。
この映画はハッピーエンドなのか?アンハッピーエンドなのか?
ここなんです。
人間の立場から考えたら悲劇。
でもイルカの立場から見たらハッピーエンドなんです。
地上に残された人間の彼女は、どうなんだろう?
ここなんです。
彼の子供を宿したことを知った彼女は、ついに女の子から女性にそして母に変わりました。
だから、大いなる愛でジャックを海に帰すんです。
彼が海に戻ることを許すんです。
男はいつまでも男の子なんです。
だぶんフェミニストのリュック・ベッソンはそれも言いたかったんでしょうね。
でも付き合う彼女は大変でしょうね。
実際劇中でも大変そうでした。
恋愛は理屈じゃありませんから、惚れたが最後・・・だから物語になるのでしょうが、やっぱり大変でしょうね。
なんでこんなに長々しくこの映画のことを書いたかというと、
リュック・ベッソンがあと3本映画撮って最後にする宣言をして、「アンジェラ・A」を作りました。
あんまり話題にならなかった映画ですが、僕のリュック・ベッソン作品暫定ナンバー1だからです。
これは自分の勝手な解釈ですが、原点回帰。
もういちどグランブルーに精神を戻した作品に見えました。
リュック・ベッソンも波のある監督で、ダメな作品もあるのですが感性鋭い天才監督だと思います。
でも本人も望んでいるようにプロデュースに専念して若手監督にどんどんチャンスを与えていくのはさすがです。
それこそ23~4年ぶりです。
リュック・ベッソン監督の名前を日本に知らしめた「グランブルー」
これで実力を示して、「レオン」に着手するわけでそういった意味でも
「グランブルー」は大事な作品。
話しのベースは、アンデルセン童話などの「おとぎ話」だ。
純粋に、男の子の同士の友情。そして三角関係の恋愛ストーリー。
三角関係?
そう、まさにロザンナ・アークエッド扮するジャック・マイヨールの恋人と
もう一人(一匹?)海にすむ可愛らしいイルカ(メス)の三角関係の恋物語。
過酷な「素潜り競技選手権」を通して、ジャック心境が変化していくところがいい。
地上では孤独をかみしめて生きていくしかない。居場所が無くなってくる寂しさ。
海。ここしか自分の生きていくところはないのだ。
愛し合うごとに二人の間にある溝が深いことに気が付いていくところがいい。
ジャックには海しか生きていけないのだ。
海の底の底は太陽の光を遮断して暗黒に近い世界だ。しかし、闇ではない。
暗闇ではないのだ。その色がグランブルーなのだ。
この映画はハッピーエンドなのか?アンハッピーエンドなのか?
ここなんです。
人間の立場から考えたら悲劇。
でもイルカの立場から見たらハッピーエンドなんです。
地上に残された人間の彼女は、どうなんだろう?
ここなんです。
彼の子供を宿したことを知った彼女は、ついに女の子から女性にそして母に変わりました。
だから、大いなる愛でジャックを海に帰すんです。
彼が海に戻ることを許すんです。
男はいつまでも男の子なんです。
だぶんフェミニストのリュック・ベッソンはそれも言いたかったんでしょうね。
でも付き合う彼女は大変でしょうね。
実際劇中でも大変そうでした。
恋愛は理屈じゃありませんから、惚れたが最後・・・だから物語になるのでしょうが、やっぱり大変でしょうね。
なんでこんなに長々しくこの映画のことを書いたかというと、
リュック・ベッソンがあと3本映画撮って最後にする宣言をして、「アンジェラ・A」を作りました。
あんまり話題にならなかった映画ですが、僕のリュック・ベッソン作品暫定ナンバー1だからです。
これは自分の勝手な解釈ですが、原点回帰。
もういちどグランブルーに精神を戻した作品に見えました。
リュック・ベッソンも波のある監督で、ダメな作品もあるのですが感性鋭い天才監督だと思います。
でも本人も望んでいるようにプロデュースに専念して若手監督にどんどんチャンスを与えていくのはさすがです。