素面の君に言われたくない

酒飲んでいい気分になって書いているんだろうね。


気持ち悪くて読めたものじゃない。


イイ気持ちになっている自分の顔なんて吐き気がするのと同じで


一行たりとも読みたくない。


昔は削除したけどやめた。


酔っぱらって「たが」が外れているときの状態。

嫌だけどそれも自分なんだろうから。


仕事も社会もお客も男も女もお金も家族も何もかも縁切って違う世界で生きたくて窒息しそうになるときの酒。


楽しいからのむ。祝いだからのむ。桜満開だからのむ。そんな彩り酒なんて嘘っぱちはいらん。消えてなくなれ。


気が狂うからのむ。


主治医にも言ったよ、食事制限は受け入れる。タバコもやめた。


でも酒はやめないよ。


素面でいるにはあまりに狂気の世。


酒抜きでは笑ってられない世。

いやがうえにも社会に携わって生きていく。

仕事もする。顧客にも笑顔で打ち合わせ。


ご近所付き合いもほどほどに。


商店会にも顔を出す。


息が詰まってくる…詰まってくる…

すべて嫌になる。