FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

成人の日

2010-01-11 18:52:35 | 日記
4時50分起床。

外は真っ暗、おまけに激寒っ。

でも何とも言えない静寂の時間。

あんまり静かなので、ついついFMラジオをつける。

インストルメンタルが流れてくる。心地よい静けさ。

23年前。成人式には参加しなかった。

昼夜逆転の学生生活。一人暮らし。

部活とバイト。学食で昼寝の日々。

もう使えない学生だった。

ホント親に申し訳ない。

でも楽しかった。ホントに贅沢をさせてもらった。

感謝。感謝。でも・・・

成人式には参加しなかった。

そんな自分は成人式やる必要性まったくなし、と

思い込んでのことだった。

今年43歳。

2回の成人式を向かえている(?)ことになった自分には

可愛らしい平成生まれの子達と一緒に式に参加したくて、したくて

しょうがないです。(?)(・・・・・)

自立心と経済的な自立と成人式が合致するような国になって

ほしいです。

大人ってなんだろう。

でもこれって、口で教えるものじゃなく生身の自分が経験するもの。

感じるもの。実感するもの。一人で感じ取るもの。

成人式を向かえた子達が、20代30代40代とこれから出会うであろう

いろんな人たちや出来事をこれから味わえるなんてうらやましい。

どんどん面白くなってくる。

こんな自分でも世間様のお役にたてることが、ちょっとでも

あったことの発見の喜び。社会との接点の感触。

歳を追うごとに面白くなってくる。

良い事ばかりでなく、ハラハラする場面にだって出会う。

号泣することだって起こってくる。

でも総じてグングン面白くなってくる。味わえる。

こんな世界に親に生んでもらって、有難い・・。

よかった。嬉しい。得した、と思えてくる。

人生生きるに値すると少しづつ思えるようになる。必ず。


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今日の町田駅前は・・。

2010-01-10 19:36:10 | 日記
今日は町田駅前は人がそれほどでもなかった。

道もそれほど混んでおらず。

牛丼業界も熾烈を極めてる。

デフレってホント良くないよ。

不動産業界もいわゆるシーズンに突入した。

でもこれは始まりが早かっただけで終わりも

早いはずだ。

良い部屋は、誰が見ても良い部屋だから

早く決まる。当たり前だけど。

だけどこれ真理につきる。

いいものは売れる。どんな時代でも。

安くていいもの。

これなんだよな~。

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仕事初め・・・・・

2010-01-05 20:53:01 | 日記


本日、営業スタートです。

2010年。先週まで会っていたメンバーと久しぶり感が

漂う中で始まりました。

気分はリニューアルでバージョンアップされました。

しかし、忙しかった。

縁起の良い流れもかなり社内を明るくしてくれた。

雰囲気が間違いなく良い。

雰囲気良いから、良い流れになり、流れが良いから、またさらに雰囲気が

良くなる。パワフルスパイラル!なっていく。

これを上手に作り上げて、育てあげていきたいと思う。

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村上たかし著「星守る犬」

2010-01-04 15:55:25 | 日記
前から気になっていたんだけれど・・。

ずいぶん話題になっていたみたいだし、評価も高かったらしい。

それで・・・

ちらっとYahooで立ち読みをしたらもうだめだ・・。

いても立ってもいられずに早速購入。

号泣。

去年から出ていたものだが、

2010年マイベスト1だ。

年明けして数日しかたっていないけど、暫定王者。

ずるいよ!うまいよ!村上たかし。

この物語を読んでもピンとこない奴なんて、

こっちからお付き合いお断りだあ!・・・て思っちゃうくらい

犬好きにはたまらんよ。

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地獄の黙示録

2010-01-02 12:43:33 | 日記
あけまして
おめでとうごさいます。
本年も宜しくお願い申し上げます。


20~30年位前までは、年末年始の番組で名作映画が連ちゃんで
やっていましたがいまはほとんどやってないです。
年末の夜は「余市」と共にコッポラのDVD「地獄の黙示録」を観てました。
気が付いたら年が明けていました。
自分らしい、幕開けだと感じました。
この作品の面白いところは、約30年前の封切り当初は散々酷評されたのに
年を重ねるにつれてグングンその評価が高まっていきコッポラも冨と名誉を
回復したのです。
ゴッドファーザーを二作とも大成功させて、自分の好きなように映画を作る
権利を手に入れたコッポラはこの作品に取り掛かりました。
がしか~し!東南アジアの大自然の猛威や政府やら俳優らの体調問題とわがまま
に散々振り回される中で奥さんのエレノアとも離婚されそうになったり、
難題につぐ難題が台風(ホンモノの台風で全セット崩壊)のごとく
やってくるのでした。
なんだか不吉な前兆はあった。
ジョン・ミリアスの書いてきた脚本がまずもって全然ダメ。
戦争アクション映画なんてオレは作らんぞ!と怒り心頭に達した
コッポラはミリアスを叩き出す。
アカデミー最優秀脚本賞を受賞している監督なので自信はある。
自分で脚本を全面書き直し始める。
結局書きながら撮影を平行して進めていくはめになった。
これがまたやばかった。
「ゴッドファーザー」で出会った成功の女神はコッポラに不吉な
微笑みを投げかけた。
才能に自信はあった。
なにせ映画史に残る鉄板の実績も出しているのだ。
しかし「ゴッドファーザー」はオレが撮りたくて撮った映画じゃなかった。
そうだ雇われ監督として、ハリウッド中にイタリア系アメリカ人がオレ以外に
いなかったから監督を抜擢されたのだ。だからお偉いさん方は選択の余地無しで
オレを雇ったのだ。だがこのオレはくだらない安っぽいアクションギャング
映画なんてこれっぽっちも作る気はなかったのだ。
どうせやるなら、黒澤明の様なあるいはトルストイやドストエフスキーの様な
ロシア古典文学に匹敵するような、大河ドラマを作るのだァ!と心底燃えて
取りかかったのだ。
自分には実績があるのだ。やりとげてみせる!
・・とコッポラが言ったかどうかは分からんが、とにかく・・
ギリシャ悲劇。神学。哲学。古典文学。心理学。アメリカで抱えている病。
戦争の狂気。アメリカ政府の矛盾。宗教問題。極限状況における人間の精神。
そう全てを詰め込んで。
そこに自分の人生の集大成を映画でアプローチをしようとした。
そして間もなく、行き詰り書けなくなっていった。
当然ままならない状況下の中、撮影日数も予算もオーバー。
映画の神様はまだまだ終らせない。
コッポラ自身の「ダンテの神曲」地獄巡りが続いた。
主演俳優のマーチン・シーンが過酷な撮影に耐えられずついに倒れ死にかける。
もう一人の主演マーロン・ブランドは台詞覚えてこないし役作りもしないくせに
撮影現場にやってきてわがまま言って超高額なギャラを請求してくる。
現場の状況を知った制作会社のお偉い方々が、中止を迫り
強烈な圧力をかけてくる。
とんでもないぞ!コッポラ。この映画は完成しない。
いますぐ中止せよ!お前は続けることはできない!
言うことを聞かないのならどうなるか分かってるな?
すでに自分の財産もつぎ込んで破産寸前。そのうえ訴訟による莫大な
損害賠償問題。
もう泣きっ面に蜂のコッポラは、どんだけ~!状態。
挙句の果てに拳銃を自分の頭に突きつける始末。
絶体絶命。
想像を超えた試練に継ぐ試練。
ああ、なぜだ?なぜなんだ?
神様はなぜこのような仕打ちをオレにするのか?
オレがいったいなにをしたというのか?
もうだめだ。ムリだ。手は尽くした。
万事休す・・・。
ジ・エンド。

コッポラの大学時代の友人ジム・モリスン率いる
ドアーズの「ジ・エンド」が
新宿プラザの劇場内に大音響でこだまする。
画面いっぱいに映し出されたベトナムの密林が炎上する。
13歳の映画少年はそれを目の当たりにする。

映画は完成されたのだ。
そうやりとげたのだ。
地獄から生還したのだ。
カンヌ国際映画祭グランプリ受賞。
しかし、空前の大ヒットはしなかった。
まことに微妙な興行成績ではあった。

映画とタイアップして、バンバン流れていた
サントリーウィスキー「リザーブ」のCMはカッコよかった。
ワグナー「ワルキューレの騎行」と映画とリザーブは
私の中で3点セットだ。

画面には物語が映し出されている。
しかし画面のそこかしこから漂ってくるのだ。
コッポラ自身が味わったものがだ。

観終わった時に、とても力が湧いてくる作品だ。
いや、どのような観方をしてもかまわないし。
観るたびに発見があり、その都度感じ方もまるっきり違うのだが。
元旦の夜は、こう感じた。
信念を持った男が様々な困難に遭遇し悪戦苦闘しながらなんとか対処していき
やりとげていくことを生々しくかつ身をもって教えてくれる映画なのだ。

*撮影秘話は私の勘違いと思い込みと妄想も多分に含まれているかもしれない。
 しかし、それを含めて今私が感じているものを出したつもりです。

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