この武藤氏は3年前の7月23日、「憲法に破壊された日本人的価値観」と題した文章の中で、日本国憲法が定めた3原則国民主権、基本的人権の尊重、平和主義)について「この3つとも、日本精神を破壊するものだ」と、記していたそうです。

そうすると彼が推進したい「日本精神」とは戦前・戦中のような「天皇主権、全体主義的国家主義、軍国主義」ということになるのでしょう。

 この武藤氏は6月下旬に沖縄やメディアへの「圧力発言」が大問題になった、自民党若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」のメンバーであり、安保関連法案が強行採決された衆院特別委員会の自民党委員も務めています。

彼は滋賀4区選出で、12年衆院選で初当選した2回生です。

こういう考えの人物が若くして自民党公認となり、当選して安倍首相の応援団となって安保法案を推進しているのです。