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★ 従軍慰安婦問題についての日韓の政府間の最終合意は良かった

2015-12-30 20:09:59 | 日記

★ 従軍慰安婦問題についての日韓の政府間の最終合意は良かった 

今度の日韓外相会談で、従軍慰安婦問題について日韓の政府間の最終合意が出来たことは非常に良かったと思います。

また従軍慰安婦問題で安倍政権の以前の言動を厳しく批判して来た日本共産党の志位和夫委員長も談話を出し

 「一、日韓外相会談で、日本政府は、日本軍「慰安婦」問題について、「当時の軍の関与」を認め、「責任を痛感している」と表明した。また、安倍首相は、「心からおわびと反省の気持ちを表明する」とした。そのうえで、日本政府が予算を出し、韓国政府と協力して「全ての元慰安婦の方々の名誉と尊厳の回復、心の傷の癒しのための事業」を行うことを発表した。これらは、問題解決に向けての前進と評価できる。

 一、今回の日韓両国政府の合意とそれにもとづく措置が、元「慰安婦」の方々の人間としての名誉と尊厳を回復し、問題の全面的解決につながることを願う。」という見解を示したのも良かったと思います。

なお、韓国の慰安婦支援に名を借りた反日団体やこれに洗脳された一部元慰安婦等からこの合意をした韓国政府への「裏切り」といった非難声明が声高に出されていますが、これに惑わされないことが大切です。

1965年の独立国間の日韓基本条約で「日本の国家賠償は最終合意」されており、終戦直後から20年たったこの時点まで「慰安婦問題での賠償」は韓国内でも提起されていなかった(皆知っていたことなのに日本に賠償を求めるような問題だとは考えられていなかった)のです。

そうである以上、後出しでの要求では「賠償」という言葉が得られなくてもやむを得ないことです。 

 日本政府は国から10億円を出し、「責任を痛感している」とまで表明しているのに、あくまで「賠償」という表現にこだわって要求し続け、非難を声高に叫ぶのは尋常ではなく、異常だと思わざるを得ません。

「少女像を撤去しない。 建て続ける」というのもこれと関連しています。

よほど条約とか政府の立場に無理解で、自己中で感情的で、わがまま過ぎるのか?

 それとも、その目的が「反日」そのものなのか?

はた又、「日韓の離間を図る」北朝鮮シンパに愚かな「反日派」が乗せられてしまっているのか?

たぶん上記の3つともが合流しているしているのでしょう。

しかし、韓国政府がこうした非難の言動に動揺しなければ、感情的運動は時間がたてばいずれ沈静化するでしょう。

もっとも、騒げば騒ぐほど韓国反日派の醜さが世界に知れ渡るだけです。