★これでは甘すぎる!・・・危険な兆候のある人物への警戒処置・・・相模原障害者大量殺人事件
そもそも植松の危険な考えを「大麻を吸ったから」ぐらいに軽く考えたことが誤り。
たとえそういう可能性はあるとしても、「そうではなくて常識外れな価値観であっても、もっと根深いものだったとしたら大変な事件を起こしそう!」と本気で心配しなかったのか???
結局、何の役にも立たなかった精神病院への処置入院・・・医師が上手く対応可能なのは本物のかつ解りやすい精神病か薬物症状だった場合だけである。
本人に上手くウソをつかれたらお手上げだ。
今回の犯人の凶悪思想は大麻のせいでも単純な躁病でもなかった。
精神科の医師に刑事の役は務まらない。 だから確信犯のウソにコロッと騙され、退院させた。
退院は社会の安全を守るべき警察との連携なしに行われた。 報告義務も無いということで・・・
テレビで取り上げられる時は「警察も忙しいから」と言う弁護コメントも有ります。
しかし、事件が起きてからなら「そこまでやるのか」と言うほど多大な労力をかけて捜査しているわけです。
ですから逆に、凶悪事件が起きる前なら2人1組でより詳しい捜査とか見張り・尾行をするくらいのことは出来たはず。
危険人物は特定されているのだから、誰とも分からない人物からの脅迫などよりよほど絞って対策できる。
それはストーカー事件でもかつてのオウム真理教事件でも今後のテロでも言えることです。
こんなレベルではテロに関する情報が有っても、有効に活用出来ず、とても未然防止が出来ないのではないか!
警察の問題は「事件に至らないものも多々あるから」でも「忙しいから」でもなく、凶悪事件を起こす可能性の高い人物を事前推定する意思と能力と体制が余りに不足していること!ではないのか。
今後は当然人工知能もウソ発見装置も活用した危険度事前推定システムを作り上げて行く必要があるでしょう。
未然防止対策をもっと重視する考えを持ち、法律・制度・体制を改善することが絶対に必要です!