★米朝会談で非核化への道が開けるか? 拉致被害者を取り戻せる道が開けるか?
金正恩は今年の1月初めまで、中国と対立しても米国本土に届く核ミサイル開発に邁進し、米国との戦争の危機が高まりました。
小国としては余りに無謀な戦略でした。
金正恩が体制を維持したいのなら、常識的に考えれば、まず中国と友好関係を維持すべきです。
中国も嫌う核ミサイル開発推進は国際的な制裁強化も招き、むしろ危機を招きます。
金正恩は1月中に、突然「手のひら返し」をしました。
ソフトムードを振りまき、韓国や中国と和解し、米朝会談に臨んでいます。
これは北朝鮮としては常識的な戦略に戻ったということです。
これで戦争という最悪な事態はとりあえず、回避されました。
ただし、米朝会談でどこまで非核化への道が開けるか? 拉致被害者を取り戻せる道が開けるか?
予断を許しません。