★これ以上の過剰円安と2017年4月消費税10%への増税は国民経済に余りに危険
▼2年足らずで40%以上の過剰円安=輸入物価高騰と3%もの消費大増税を同時におこなったので、当然、輸出大企業は大儲け出来ても、国民生活と一般企業は苦しくなりました。
●この時期に高騰していた原油がたまたま40%ぐらいの値下がりをしたので、まだ救われている面があります。 (ただし、輸入食料品等はそのまま値上がり)
これは安倍政権の運の強さとも言えるが、いつまでも運が良いとはかぎりません。
もっとも、安倍首相が信頼する元財務官僚の日銀黒田総裁は
「年率2%のインフレ目標はどんなことをしても達成したい。 石油価格が下がるとその達成が困難になって困る。 その時は更に金融を緩和する。(円安を加速する)」
という主旨の発言をしました。
「とにかく自分が勝手に立てた目標=2%のインフレにさえなれば、燃料・原料・食品等が高騰する悪性インフレで庶民や大半の企業が苦しんでもよい」・・・という恐ろしい考えです。
▼安倍首相は後2%の消費再増税を1年半延期したとはいえ、財務省の官僚の強い要求に配慮して、「2017年4月には必ず実施する」と断言しました。
これは国民生活と景気にとって余りに危険すぎる約束です。
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