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日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

オスプレイ配備の強行は許されない・・・墜落事故のリスク高くても米軍戦略の都合優先

2012-07-08 10:36:19 | 日記
オスプレイ配備の強行は沖縄県民だけでなく、訓練飛行に利用される本土を含め多くの日本人の懸念と怒りを買うことになるでしょう。

 先日のテレビ報道で沖縄嘉手納基地の内部を訪問・紹介する番組を見ました。

自動車で進んでもなかなか滑走路や基地施設が見えてこないほどバカ広いものでした。

米軍人と家族のための住宅も施設も広さ・中味とも贅沢過ぎるものが延々と・・・・米国内の基地にもこれほどのものはないらしい・・・

米軍は他にもあれも欲しいこれも欲しいと沖縄に基地を作って、普天間基地は沖縄県内に代替え基地を作らねば返さないと言う。

かつてはあのベトナム戦争で最大限に使われた基地・・・日本の防衛のため・・・と言うのはほんのついでの付けたしで、すり替え・・・あくまで米国・米軍のためのもの。

したがって、米国・米軍の勝手な都合優先でいろんな問題が出てきます。

 墜落事故のリスク高くても米軍戦略の都合を優先するオスプレイ配備の強行を日本で許すべきではありません。

米国・米軍依存症から抜けられない日本の官僚たち(防衛官僚も含めて)と政治家たちはいつまでも米国の横暴を受け入れ続け、沖縄県民や国民へしわ寄せします。

 そもそも、日本の防衛は、まず海上保安庁(抜本強化が必要)と航空自衛隊の領海・領空防衛が前面で、海上自衛隊と陸上自衛隊がその後ろに控えてするべきものです。

その覚悟で準備すれば、よほどの時には国連安保理への提訴とともに米国に支援要請するというやり方で十分であり、それで抑止力にもなります。

 ただし、沖縄米軍基地の大幅縮小を米国が認めないので、日本の官僚や主流の政治家たちが米国にそう言えない。

ところが「言えない」だけならまだしも、権力を持つ日本の官僚や政治家たちは(自分を対米従属と考えたくない自己正当化の心理もあるのか)米国の戦略は日本の防衛や利益と一致するとみなし、喜んで積極的にお先棒を買って出ます。 

「沖縄の海兵隊は日本の防衛のためだ。抑止力のためだ」などとすり替えながら。

しかし、そのように対米従属を自己信条にしてしまい、頭の中まで米軍に占領されるのは・・・日本のためにならず、やめるべき時代です。

正面切って言えなくても、米国・米軍の横暴だけは許さない姿勢は可能であり、絶対必要です。



 



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