見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 タミヤ 川崎 3式戦闘機 飛燕 Ⅰ型丁 (3)

2022年03月08日 | 1/72 日本陸海軍機
3回目の記事、士の字にはなりました


塗装に入らなければならない?のですが
ハッキリ考えが決まらないままのフラフラ製作です
一応、フィリピン方面の飛行第19戦隊の機体に決めましたけど
でもまだ...ちょっと(_ _)

当時の旧軍機の塗装と云えば、薄々塗装のハゲチョロ状態のイメージ
組説では下面はシルバーメタルという色が指定されています、って様は金属地でしょ
と言う訳で、全面にNo159:スーパーシルバーをエアブラシしました


そして主翼前縁の識別色
最初、No58:黄燈色(日本軍機用識別マーク用)っていうやつを塗ったのですが
これが黄色すぎて、主脚カバーに貼ったデカールと全く合いません

ウ~ン、カバーの筆塗り後が醜い(_ _;)

急きょ、No59:サファリオレンジを追加して塗りました


マスキングテープを取ったらこんな感じです

まだちょっと黄色っぽいか...
まっ、亜熱帯のきつい日差しで退色したという事に(笑)

考えてみたら、日本機のここを塗装したのは初めてでした(^^;

着陸用の前照灯には、ミラーフィニッシュを貼ってます、ケッコーいい感じ?

ワタシの作ろうとしている機体は、飛行第19戦隊なのですが
これが塗装図では、NATOグリーン指定!?
それならこれでもいいだろうと、No120:RLM80オリーブグリーンにしました

主翼前縁と機体の裏をほぼマスキングして、エアブラシ塗装です

主翼前縁を隠していたマスキングテープを取りました


吹きこぼれ、飛散防止のため裏に貼っていたテープも剥がしました


これから日本機特有?のハゲチョロを表現するための工作に入ります。
下地に塗ったスーパーシルバーが生きてくるはず(^^)

書き忘れていましたが、塗装図はピッタリ1/72サイズです
ありがたいのですが迷彩塗装ではない為、それほど恩恵は感じませんでした(^^;


【続く】

1/72 タミヤ 川崎 3式戦闘機 飛燕 Ⅰ型丁 (2)

2022年03月02日 | 1/72 日本陸海軍機
Passion Wagonも何とか”とり完”
さあ次は飛燕だ、と言う訳にはなかなかいきません(^^;
モチベがイマイチの上に
模型以外のところで時間を取られてしまい、進捗が捗々しくないのです。

ワタシ、某マイナースポーツの社会人クラブに入っているのですが
こっちも年度末で大童なのです(笑)
総会の準備打ち合わせ、その議事録の作成(これが必ずと言っていい程物言いが付く)
活動の振り返りと来年度計画や、新たな規約の作成(言い分をいちいち聞いていたら纏まらない)
来年度のレースエントリー募集(締め切りになっても返事を寄こさないヤツがいる)
輸送人員や宿舎の確保(首都圏へ誰が仕事休んで運ぶんだ、宿は会場に近くて安くて快適だってぇ!)

...ちゃぶ台、返したくなります(^^;

ぶちまけて、すこしスッキリしましたので製作記です(笑)

十の字にして接合部にパテを塗りました
いかにパチピタとは言え、やはり整形は必要です



コックピットのガンサイト

本当に細かいです、塗装指示もです
因みに、計器盤はデカールですからね(^^;

切断したキャノピーです

スライド部分は、内側を研磨している内にクラックが酷くなって来て
使用をあきらめざるを得ませんでした。

その代わりにカッターナイフのパッケージになっている、ペット樹脂(製品説明による)を
キャノピー幅に切り取り、湯煎して曲げてでっち上げています

どうせスライドさせた形で固定するので、適当です(^^;

それでも窓枠は塗装しなければなりません
まず生き残りクリアパーツ部分の後部をマスキングし、LP-3ブラックを筆塗りします
風防は一発面相筆塗りです

後部のマスキングはスライドさせるために擦りまくって
枠のモールドが無くなっちゃったので、仕方なしです

その上からNo8:シルバーをまた筆塗り


それが済んだらいよいよスライド部分です
まず縦


乾いたら、次横


こんな感じです

ちょっと歪んでいますが、前にも書いた様にスライド状態で固定するので
「いっから、いっから」です(笑)

ここまできても、まだパイロットをどうするか
そう云えば機体塗装もまだ決めていない...いい案が思いつきません。

【続く】

1/72 タミヤ 川崎 3式戦闘機 飛燕 Ⅰ型丁 (1)

2022年02月23日 | 1/72 日本陸海軍機
まだ”Passion Wagon”のフィギュア制作は続いているのですが
今回はコレです

当ブログでは初めての、日本陸軍機です
子供の頃作りまくった”ゼロ戦”を別にして
ブログ開始遥か前に、ハセガワの鍾馗と疾風のコンボを作った事が有りますが
それ以来の旧軍(日本陸軍)機です。

ワタシ、旧軍機や自衛隊機は意識的に避けていたのですが、
P-51D”Passion Wagon”の機体が完成し、次は何にしようと思った時に
ちょっと、作る機体が同じようになっているのに気付きまして(^^;
ちょっとマンネリだよねぇ~な感じ、モチベも今イチ上がりません
こりゃイカンと、たった一つ積んでいた
この傑作キットの評判が高いタミヤの飛燕を作ることにしたのです。

本当はイタリアかフランス機を作りたかったのですがね(^^;
残念ながら手ごろな単発機は在庫に有りませんでした
そんな訳で、初めて(に近い)日本陸軍機製作の始まりです。

当然、ご覧の皆さんはお作りになったか、箱を開けて見た事が有るかいずれか
或いは両方でしょうから、もう紹介はパスして一気に製作に入らせて頂きます。

(下左)スピナーを止めるポリキャップは削いでスリムに、
受け軸には鉛筆の芯を削っていれ回転がスムーズになる様にしましたが...

(上右)別パーツのカウリング上部です
機銃の銃口を0.3㎜径のドリルで開けました

コックピットを塗装して組み立てました

レバー類などの塗装指示が細かくて面倒くさかったです

胴体を合わてコックピットを入れてみました

コックピットは下から入れる様になっているので、何かと便利です
それにしても流石はタミヤです、ゲート後を除去する以外はカッター不要
本当にパチピタですね(^^)

ところで例の如くシートベルトはデカールなのですが
これが腰回りしかないパターン!

上半身は全く無防備なのです!
昔読んだ、ご自身も予備学生で海軍に入った阿川弘之さんの”雲の墓標”の一節を思い出しました
作品の主人公は学徒出陣で海軍に入ったので、飛燕とはつながりが無いのですが 
その中に、シートベルトを3点式にしてから
「連日、不時着、転覆で(中間省略)その割に搭乗員の殉職者が出ないのは
ひとえに肩バンドのあるがためである。これが肩バンドのない艦攻であったら、簡単に頭蓋骨粉砕、即死だ
九七式艦攻飛行作業再開までに、是非肩バンドを装備してもらわねばならぬ。(以下省略)」
という記述が有ります
その後は延々と、兵学校出の将校からのいじめやら、燃料不足からの訓練中止
伝え聞く戦況などと記述などが続きますが...
あ~また重たい気持ちになってしまいました、こうなっちゃうから日本軍機は嫌なんですよね(_ _)

気持ちを切り替えましょう!
主翼を胴体に仮組みです

仮組なのにテープで押さえる必要が無いのです

主翼と胴体の境もこの通り

これは楽出来そう(^^)

しかしながら、ここでまた悪い虫がむっくりと(笑)
こう言っては何ですが、あまり思い入れも無い機体(失礼)ですので
モーター入れてブ~ンと回したろうと思ったのですが
主脚カバーを閉状態にしようとするとこの通り

つかえるのと、隙間が空くのと
普段なら即、削って埋める作業に入るのですが何故かその気にならず
これでモーター化はあっさり断念してしまいます。

のこるは駐機状態ですが、こうなるともっと悪い虫が頭をもたげて来て(笑)

キャノピー開状態です
失敗してもタミヤに部品注文すればイイや、とイージー工作
ちょっとクラックが入ってしまいましたが、まあ使えそうです(^^;

キャノピーを開けるのはいいのですが
流石にPin-up Girlを合わせる訳には行きませんし
ハセガワの大戦パイロットセットも、日本軍パイロットは全員転職済み
どうしましょうかねぇ~

【続く】