見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/35 AIRFIX Ferret Scout Car Mk.2 製作記(8)ドライバー決定 

2024年12月14日 | 1/35 AFVその他車両
ドライバーは色々寝て考えた末、ハッチから上半身を乗り出した姿にしました
そこで、まずヘッド選抜試験です
手持ちの女性ヘッドで、なるべく整形しなくて済みそうな面々をピックアップしました


左端があの『ヘッドはホーネット』の決まり文句で有名なホーネット製
右端が今回採用となった、トリファクトリーのHEAD SERIES No.9(3D成型)☟なのですが

真ん中の二つがメーカー不明、どこだったっけ?って覚えていないのです
右寄りは国内メーカーだったような...それぐらいしか(^^;

他の3つに比べて、ホーネットの顔が図抜けて長いのが良く分かりますよね
鼻から下の造形が何やらデカイ感じもします
これで幅が有ったら、もうマスターボックスのデカ顔です...ここにも1/32疑惑が!?
一時期、雑誌の作例も投稿も、コレを使わなくてはフィギュアではない!?ような風潮で
失礼な表現で申し訳ないですが、『猫も杓子もホーネット』状態でした
ワタシ当時からこの顔の長さと、特にデフォルメ気味の表情が好みではなく
ついはずみでポチってしまった(^^; 女性ヘッド以外は購入も使用もしていません(はず?)

まっ、それはともかくヘッド以外はジャンク合体です

頭のおだんごはベレーを被るので切り取りました
下半身はドラゴンが90sに怒涛の勢いで送り出していた、湾岸戦争物のアメリカ兵のもの
上半身はレジェンドのレジン複製をほぼそのまま利用です
ドラゴンの下半身が予想以上に太く、ハッチから出入り出来るように削っていたら
原型を留めないどころか、まったく別物になってしまいました(^^;
こんなポーズで収まる予定(;'∀')

実際に入れてみたところです

これから腕を作っていきます、車長の時と同じ手順です
腕は使えるジャンク在庫がないので本当に苦労します💦
こんな事ばっかりやっているから、積みプラ(在庫)が減らないんだなぁ~

【続く】

1/35 AIRFIX Ferret Scout Car Mk.2 製作記(7) ドライバー止め、車長工作中です

2024年12月12日 | 1/35 AFVその他車両
でっち上げたドライバーがどうも気に入らず『チェンジで💦』となったのですが
かと云っても妙案も浮かばず、じゃあ車長で時間稼ぎしましょう(^^;という事になったのが前回

今回はトリファクトリー(旧ジルプラ)のSANAAさんをどう弄っていくかがメインですけど
その前に、遂に?車体前部の装甲板を接着しました

仮組みの段階では違和感はなかったのですが、いざ接着するとなるとやっぱり
目立つ前側で合わせ、ずれが生じた上部をペーパーでスリスリして合わせてます(^^;

そしてSANAAさん、ヘッドと右脚を付けた状態で削っていきます

ハイネックの衣装を削り取り首筋をスッキリさせます
顎の下はハイネックの一部を残すようにして、お手軽再生しました

髪もバッサリ、スッキリさせてうなじを出すようにします

残っていた左脚も付けて、銃塔に仮載せしてみました


その銃塔を車体にのせますと

イメージ的には宜しいのではないかと(^^;
あ~、フェレット本体も少しずつ手を入れています
デカールを貼り、OVMやらライト類も付けました


左右の腕はイメージに合うものが無く、結局自作に💦
0.4mmの洋白線を芯にし、タミヤ速乾エポパテで盛りました

ベレー帽も盛って取り敢えず黒に塗ってみたのですが、ちょっと違和感
削って調整します

ウ~ン、もうちょっとかなぁ(-_-;)
でもカノジョのきりりとしたお顔が好きです(;'∀')

【続く】



こんな本読んでました(ます) その二  お江戸土産と近頃のお買い物

2024年12月10日 | その他
遅くなりましたが、11月にお江戸へ行った際のお土産に付いてのご報告です

17日の日曜日、八王子の地にて、懐かしのクラキン、Choro-Poo、hajimeのご三方と感動の再会を果たし(笑)
翌18日の月曜日は、恒例のお江戸買い物巡りに勇躍出発...となるはずなのですが
今回は気力・体力、それと肝心な金力が続かず?
帰りのヒコーキの時間も有りで、西山洋書のみの訪問となってしまいました(^^;
その西山洋書もワタシの守備範囲の軍装関係があまり残っておらず3冊のみと云うチョー不作💦

そんな中で入手したのが全冊が聖典状態の、おフランスはMILITARIA MAGAZINE No151

表紙のフランス式捧げ銃をしている、イギリス第6空挺師団所属のフランス兵がいいですねぇ~
黒ベレーと云うところに興味を惹かれます、ここはちょっと調べてみたいですね
SMLEライフルのスリングの部分も、アップでなかなか見る事が出ない箇所、参考になります
表紙だけでこんなに勉強になる素晴らしい雑誌なのですが
今後の入荷見込みを聞いたところ、現在は輸入をしておらず在庫のみだと云われました
本当にガックリしました(-_-;)

そしてご存じOSPREY社のMen-at-Armsの今回は”No359 Canadian Forces in World War Ⅱ”

カナダ軍と云ってもWW2なので、イギリス軍とほとんど違いはなく
じゃあ何処が違うの?と云ったら、婦人部隊員の制服(特に帽子)ぐらいなのですけどね
が、そこは蛇の目好きなのと、イラストを描かれているのがあのRon Volstadさんなので(^^;

同じくOSPREY社のMen-at-Arms ”No243 ROME’S ENEMIES 5 THE DESERT FRONTIER”

ローマ帝国の敵って、本を5冊も特集する程あったのか!?
よっぽど恨まれていたんだな、と💦
ヒストリカル物を作る際はこちらも欠かせません
イラストを描かれているのは、この分野では有名なANGUS McBRIDEさんです

OSPREY社のMen-at-Armsシリーズは、今は受注取り寄せとなっているそうです
そんな訳で、店内をほぼ2時間近く立ちっぱなしで探したのですが
狙っていた上記の出版物は残部少で、思い描いていた成果は得られず
以上の3冊だけと云う寂しい結果になってしまいました(-_-;)

そこで、ついでと云ってはナニですが
お土産本とは別に、最近購入した本をこれも3冊紹介させて頂きたいと思います

ちょっと畑違い?のかも知れませんが
”登拝女子と山伏さん”というコミックです

出版社:朝日新聞出版
2023年3月30日 第1刷
地元新聞に載っていた地元書店のスタッフさんが書かれた書評を見て、興味が湧いて購入しました
作者の『わたなべみか』さんが、病気をきっかけに霊山登拝するようになり
その縁で知り合った、山伏兼僧侶の男性と結婚(相手は年下、しかも9歳差!)して
それを機に、東京から山陰に転居
その後、夫の力を借りながら霊山登拝を続け、病気に向き合う勇気を得て
手術に受ける決断をするというお話(実話)です

何と言っても、登場する霊山の大山(だいせん)も三徳山(みとくさん)も、ほぼワタシの地元
この夫と云う人が、どうもそのほぼ地元の某寺の方ではないか、とにらんでいるのですけどね(笑)
そんな訳でにわか地元愛が再燃して入手したのですが、
別にそうではなくても気楽に読めて、元気がもらえるコミックと云うところでしょうか

お次はおフランスHAWKに付いて調べている過程で知った本、即購入となったバリバリWW2物です
邦題:P51ムスタング空戦記”
原題:TUMULT IN THE CLOUDS
作者:James A. Goodson
国内出版社:早川書房 
1993年5月31日 初版

エースでもあった著者のグッドソン中佐は、1941年RAFのイーグルスコードロンに配属され
乗機をハリケーンからスピットファイア、USAAFに転籍後はサンダーボルト、マスタングと機体を乗り換え
1944 年 6 月 20 日に撃墜されたのちは捕虜収容所に収容され戦争を終えています。

WW2にヨーロッパ戦線で活躍した第4戦闘機群(4th FG)のパイロット達のエピソードがメインで
復讐心に燃えたポーランド出身の同僚がいると思えば
宿舎にWAAF(英空軍婦人補助部隊)の将校を二人も連れ込み!?
エライさんに現場を目撃されて降格されるなんて事をしでかすと云う、仰天エピソードも載っていますが
メインはやはりドイツ本土爆撃の護衛についての空戦の詳細な状況でしょう
乗り替えてきた機体の評価も有り、著者がスピットを高く評価していた事が伺い知れます

最後は今何かと話題の”ショウグン”絡み(笑)
と云ってもドラマに関する話ではなくその元ネタ、歴史上の実在人物である
イングランド人『ウィリアム・アダムス』の物語です

邦題:さむらいウィリアム
原題:SAMURAI WILLIAM
作者:Giles Milton
国内出版社:原書房 
1005年10月25日 第1刷
エミー賞を総なめとかの、あのドラマの話題がきっかけで
そう云えばと、思い出し本棚の奥から引っ張り出して読み返している最中です(^^;

著者がイギリス人だけあってか、豊富な海外資料を元にした当時の世界情勢の記述が凄い
アダムスが日本にたどり着く以前の
スペインやポルトガルから世界中に派遣された、個々の船団のエピソードを含め
それをあくまでも醒めた、第三者的な俯瞰視線で語られる日本も含めての登場人物の姿は
読む者に、登場人物への感情移入を拒んでいるかのように思える程です
そんな記述で尚且つ歴史の経緯も結果も判っていながら、ページをめくって続きを読まずにいられない
そんな不思議な感覚にさせられる本です

【全くどうでもいい近況】
冬は始まったばかりですが、寒いッ!ですね
雪が予想される今週末に備え、先週金曜日に娘のクルマをスタッドレスに取替しました
(我が家のクルマは車検に併せて付け替えてもらってます)
娘の車のスタッドレスタイヤは我が家に置いているので
これをカノジョ達(結婚している)の家に運んでの交換です
しかも交換後、ガソリン満タンで空気圧調整済みで納車?という無料サービス付き!(;'∀')
これが親バカと云わずして...です( ̄▽ ̄;)
老後は頼んだぞ!もう高齢者だからな(笑)

【続く】いつになるか分かりませんけど(;'∀')

1/35 AIRFIX Ferret Scout Car Mk.2 製作記(6)車体完成?

2024年12月08日 | 1/35 AFVその他車両
お寒うございます(^^;

両サイドの雑具箱を接着しました


調整不要でカチッと合いました

表裏合体させたタイヤのゴム部分はN033:つや消し黒で筆塗りです

フェンダーの裏側も同じく塗りました

車体の塗装に入ります
こちらは銃塔と違ってエアブラシで、塗料は同じNo303:グリーンFS34102を使いました

ハブのキャップ?(また名称が判らない💦)部分も接着しました

フェンダーの裏側の黒を残すように吹いています

タミヤのスミ入れ塗料ブラックでスミ入れし、ウェザリングマスター≪Aセット≫で汚します

ただ汚れただけ、になってしまったかも(^^;
車体側のタイヤに隠れる部分も、陰影を付けるように擦り付けておきました

OVM類は5パーツしかないので楽な事は楽なのですが、スコップがちょっと頂けなくて

内側をガシガシ削りました

そしてタイヤ、ライトなどを接着し、銃塔を載せてみました


全体にタミヤのスミ入れ塗料ブラックで、スミ入れしています

タイヤは無調整で4点着地してます、優秀です(^^)


ここまで、ドライバーを入れようと車体前側を接着せずにきましたが
そのドライバーもポーズ変更と云うより、諸般の事情?により白紙状態に戻す事になってしまいました
まっ、早い話自分で作っておいて、気に入らななくなったからなんですけどね(^^;
それにこのままではOVM類が付けられませんので、ここらで車体前側を接着しようと思います

ここで次回予告
フィギュアですが、カノジョ☟を小改造して乗せようと考えています

懐かしぃ旧ジルプラのSANAAさんです
昔、ボンドガール風に改造したことが有りましたがねぇ~(遠い目)(笑)
2個購入していたので、今回残りの1個を使う事にしました
カノジョをベルリン駐留イギリス軍所属のフェレット車長に変身してもらいます(^^;

【続く】

1/35 AIRFIX Ferret Scout Car Mk.2 製作記(5)銃塔組み立てました

2024年12月05日 | 1/35 AFVその他車両
ドライバーはボチボチと...
で、組説途中をすっ飛ばし、Mk2からの特徴である回転銃塔編です

こいつ小さいくせにけっこうなパーツ数が有るんですよ(個人的感想)
その上、前にも書いたのですがダボの受け穴がちょっと大きめなので、位置や角度が決めにくいのです
ここを組み立てる際は、細かいパーツも含めての仮組みは必須です
2023年製造のキットだからと、夢々油断めさるべからず、です

エ~警告表示を見て頂いたので、本題に入ります(^^;
まずは組説から

E10、E11のパーツはM1917MGの弾薬箱です、でも茶色?
まぁハッチを開けてもまず見えないので気にしない(笑)


ここで注意!
次の項番で付ける前面や上部、それからハッチを全て合わせて調整してから接着しましょう
装甲板の側壁は、角度がキッチリ決まるようでいてじつはちょっと遊び?が有ります
ここを先に固定しちゃうと、わずかなずれ?が後々ボディーブローのように効いてきて
擦り合わせに往生します(ワタシ)ので、くれぐれも調整をお忘れない様に

で、作業続行です


ハッチをフルオープンにするつもりなら、調整にさほど気を遣わなくてもいいかも...


ハッチを仮に載せてみましたが、これにすると先ほどのボディーブローが(;'∀')

オープンならオープンで、今度はハッチの位置決めに苦労する事に?

ACHTUNG!いや、イギリス車輛なのでATTENTIONか?


赤矢印の箇所のように、ハッチとストッパーとがキッチリ合わないといけません
項番91のストッパーの角度が、装甲板に沿って若干斜め上に向く様にしないとダメ
ワタシの場合、上部装甲板がほんのちょっとはみ出た感じにしてしまい、後の調整に苦労しました
項番94で付けるハッチの受け側(E15)もピタッとは決まらないので気を付けて下さいね(^^;

そして銃塔が出来ました、ここは全面筆塗りです
色は成形色によく似ていたNo303:グリーンFS34102(チャコールリザード迷彩色)を使いました


でも...
砲塔リングの脱落防止のための爪が前後逆さまに接着していた事が判明💦

赤矢印で示した爪が前の方に向かなくてはいけなかったのです
ここは取付穴とダボが前後とも同じなので注意、ワタシの様に間違えない様にして下さいね
まっ、間違えててもどうってことないとは思いますが(酸っぱいぶどうです)(^^;

【続く】