和歌山県は19日、県内で新たに2人が新型コロナウイルスに感染したことが分かったと発表した。
和歌山市在住の50代無職女性は9日、東ヨーロッパに出国。14日に帰国し、空港の検疫では陰性だった。16日に発熱し、医療機関で検査したところ感染が判明した。
橋本保健所管内の40代無職女性は、すでに感染が判明している知人の濃厚接触者として検査して感染が分かった。
和歌山県は20、21日、田辺保健所管内を含む計11人が、新たに新型コロナウイルスに感染したことが分かったと発表した。
(中略)田辺保健所管内の50代自営業男性は、東欧からの帰国後に感染が確認された和歌山市在住の50代女性(19日発表)の友人。大阪府内で15日、女性を含む7人で飲食をした。(以下略)
上記2つのニュースを見て驚きました。
空港の検疫がいい加減だという良い例です。
和歌山市在住の女性が東欧に旅行し、
14日に帰国。空港の検疫で陰性。
15日に7人で飲食。
16日に発熱。→ 武漢コロナに感染が判明
20日か21日、東欧帰りの女性の友人の男性の感染判明。
昨年12月に英国からの帰国者が待機期間中に知人らと会食して
知人が変異株に感染しました。
あの時は「念のため求められていた14日間の健康観察期間中に10人と一緒に飲食した」
というものでした。
14日間の健康観察期間中は外出を控えるよう言われていた筈なのに、会食したのです。
現在は変異株を恐れ水際対策強化していると政府は言っていますが、
何が水際対策強化ですか。
それとも東欧帰りの和歌山の女性が規則を破ったのですか。
破られるような規則は意味がありません。
空港の検疫の指導がいい加減だったのか、
それとも東欧帰りの女性が規則を破ったのか。
はたまた帰国後2週間は外出しても許されるのですか。
国内で自粛をしても、海外からウイルスをどんどん持ち込まれていては意味がありません。
この記事では2週間の待機期間中に会食した事には触れていませんが、
こんな事が許されていたら、水際対策強化の意味がありません。
本当に武漢コロナ蔓延を食い止めたいなら、
本当に東京五輪を開催したいなら、
入国者の2週間隔離を徹底してもらいたいです。
2週間待機など生易しい対応でなく、2週間隔離をすべきです。
本当に国民の命を守り、医療関係者の過重労働を防ぐ為に
いい加減な水際対策は止めてもらいたいです。
東京五輪での入国者にもこのような対応では大混乱になると思いますが、
考えすぎでしょうか。
それにしても甘いです。
本気で武漢コロナ収束に向けてあらゆる対策を講じて欲しいです。