【ぼくらの国会・第744回】ニュースの尻尾「靖国侮辱の中国人を赤手配せよ」
「ニュースの尻尾」703回目は、令和6年5月31日の夜、靖国神社の石柱に器物破損の犯罪を犯した中国人が直後に出国し逃亡した事件に対する今後の対処について、令和6年6月4日に自由民主党本部で行われた「外交部会・外交調査会 合同会議」の様子と共にお話ししております。
出演：青山繁晴（参議院議員） 三浦麻未（青山繁晴事務所 公設政策秘書）
靖国神社の石柱に落書きをした中国人について岩田温さんや高橋洋一さんも動画で述べられていますが、
青山さんは犯人はなぜ出国できたのか、そして今後日本はどうすればいいのか、
法律も交えて解説されています。
法務省入国管理の担当官、警察庁の外事課に説明を求めたと青山さんですが、
次の法律が該当するようです。
第四節 出国
（出国の手続）
第二十五条 本邦外の地域に赴く意図をもつて出国しようとする外国人（乗員を除く。次条において同じ。）は、その者が出国する出入国港において、法務省令で定める手続により、入国審査官から出国の確認を受けなければならない。
２ 前項の外国人は、出国の確認を受けなければ出国してはならない。
入国よりも出国の方が審査が甘いようです。
但し、イスラエルは出国する時は徹底的に調べ上げるそうです。（テロを未然に防ぐ為）
そこで出国を阻止する為の法律として、
（出国確認の留保）
第二十五条の二 入国審査官は、本邦に在留する外国人が本邦外の地域に赴く意図をもつて出国しようとする場合において、関係機関から当該外国人が次の各号のいずれかに該当する者である旨の通知を受けているときは、前条の出国の確認を受けるための手続がされた時から二十四時間を限り、その者について出国の確認を留保することができる。
一 死刑若しくは無期若しくは長期三年以上の懲役若しくは禁錮に当たる罪につき訴追されている者又はこれらの罪を犯した疑いにより逮捕状、勾引状、勾留状若しくは鑑定留置状が発せられている者
二 禁錮以上の刑に処せられ、その刑の全部につき執行猶予の言渡しを受けなかつた者で、刑の執行を終わるまで、又は執行を受けることがなくなるまでのもの（当該刑につき仮釈放中の者及びその一部の執行猶予の言渡しを受けて執行猶予中の者を除く。）
三 逃亡犯罪人引渡法（昭和二十八年法律第六十八号）の規定により仮拘禁許可状又は拘禁許可状が発せられている者
２ 入国審査官は、前項の規定により出国の確認を留保したときは、直ちに同項の通知をした機関にその旨を通報しなければならない。
今回の落書き中国人の犯罪は3年以上の懲役、または禁錮になるのか。。。ちょっと無理ではと。
しかし靖国神社という日本人にとっては特別の場所に無礼な事をした中国人です。
このままでは済まされません。
犯人の行動を時系列に見ると、
●犯人は羽田空港から0：49に出国した。
●石柱の落書きに気付いた（通りがかりの人）のは早朝5時頃。
通行人が気付いた時は犯行後4事件後で、犯人は既に出国していたのです。
では日本国内で犯人が投稿した中国人向けtiktiikに気付いた人はＸにポストし、
そのポストを基にＸでかなり動画が拡散されていましたが、その時点でも出国した後だったのでしょうか。
その辺がよく分かりません。 多分手遅れだったような気もしますが。。
犯罪人が出国するのを阻止できなかった場合、次の流れがあるそうです。
警察庁は裁判所に犯人の逮捕状を請求 ⇒ 国際手配
●日本は中国と犯罪人引き渡し条約を結んでいない。
●国際手配には赤手配と青手配、他に緑、黄、黒、オレンジ、紫等がある。
中国だから赤、だと思っていましたが、そうではないのですね。 バカですねえ。。
赤は「国際逮捕手配書」 青は「国際情報照会手配書」のだそうです。
話が前後しましたが、
今回の犯人と同様の考えの中国人は多いです。
何しろ、反日教育をしている国ですから。
同様の犯罪が起こらない為にも、抑止力としても日本は毅然とした態度を取るべきで、
日本に再度入国しようとした場合、入管で逮捕するべきでしょう。
また自分の行いを正当化したい為か、犯人は犯行を福島原発処理水放出を理由としています。
これも日本はもっと中国に対して強く抗議し、科学的根拠つまり日本の処理水の安全性は勿論、
中国は日本よりも多くの、そして長年放出している事実も指摘し、
中国の誤りを認めさせるべきなのです。
そして日本からの水産物全面輸入停止措置は如何にバカらしい事か中国に認めさせるべきですし、
中国が認めなくとも国際社会に中国の異常さを発信し続けるべきです。
できれば、中国を国際社会から孤立化させて欲しいぐらいです。
外交でどの様な交渉をしているか詳細が明らかになっていませんが、
ひとつひとつ相手の主張の誤りを指摘し、その誤りを認めさせることを外交の場でしているのか疑問です。
つまり相手の主張を論破していないのではありませんか。
なんか日本は弱いのですよね。
特に中国や韓国相手では強く出られない。そんな気がする外務省の出方に疑問を持ってしまいます。
特に彼は国際法と主張しておりますがそれは何？です。何処の国においても国際法より国内法が優先する事が多いのが事実です。
なので、中国では日本人を突然に逮捕してスパイ容疑だと言いながら現在も拘束されている人々は多いと思います。では、中国だけが国際法を守らなくても良いのかこんなアホのことを論議する人は居ません。
なので、国際法より国内法が当然に優先する。そこで、今回の事件は時間的な問題で逮捕できなかったのか？時間が十分あっても逮捕が出来るのかです。
簡単に言えば、逮捕できるのであれば何も日本国内でなくてもよい訳です。従って、「国際手配」をしたのかどうか？やる気があるのか？どうかが大きな問題だと言えます。
更に、現行法が3年以上の犯罪でないと逮捕が出来ないとすれば、大間違いだろうと思います。何処の国でもそんな制約がある筈もありません。どんな犯罪であっても法治国家での罪状があれば逮捕するのが当然の権利であり合法と思います。
しかしです、もしも法律に不備があれば３年という枠を外して刑法改正を直ちに実施すべきだと思います。この点の説明が無いのは極めて残念です。特に感じるのは「犯罪人引渡」について中国とは整備されていないと発言です。
笑ってしまいませんか、こんな条約があろうとなかろうと性善説と規則に縛られた行動をとるのは日本だけです。要は、相手国に対しての「意思表示」が大事です。
なので、引き渡しが出来てもできなくても主張しないのは実に国家としていい加減だと言えます。単に「貴国に逃亡した犯罪人を渡せ」と言い続ければよいだけです。無理でも言い続けることに意味があります。舐められない為にです。
こういう点で言えば、韓国は何故？慰安婦問題を日本にぶつけているのか？単なるガセですが全く法律を無視して攻撃してくるのです。日本は常に防御だけを考えて「攻撃する」ことはアンフェアだと考えているのが変なのです。
こういう点で、最も進歩的な発言をしている青山氏も実に奇妙な発言だと言えます。お話を整理すると、①国際赤手配をしたのかどうか？もしもこの犯人が他国に入出国した場合に同盟国で逮捕協力が出来るのかどうかが政治の力です。
②聞いていて情けないのは３年以上の犯罪？だと決めつけている事です。政治家の本文とは何か？それは法律を作ることが使命となっている訳ですから改正するのか？改正する行動を起こしているのかです。これは司法ですが常に居眠りの組織では全く意味がありません。また警察、検察はどうすると逮捕できるのかを考えていないのは殆ど法治国家と言えない点です。
もしもこの動画を中国人が見ているとすれば、同じ犯罪を起こしても逮捕されないと言う屁理屈で逃げ切れると錯覚を起こしそうです。極めて残念な動画だと言えます。
丁寧なコメントありがとうございます。
残念な事に警察が犯行を知ったのは犯人が出国後だった事です。多分ですが。
ですから逮捕しようにもできなく、更には日本は中国と引き渡し条約を結んでいないのでどうしようもありませんでした。
ですから日本が出来る事は国際手配をするしかなかったのです。
また日本は法治国家ですから、まずは法律に沿って処分するべきです。
政府側の人物は今回の犯人を逮捕しても禁固3年以上は難しいと、つまり出国禁止は難しいとの反応だったとの事です。
しかし青山さんは靖国神社という日本人にとっては重要な場所を汚されたのだからこの限りではないとの考えの様です。
あとは外務省の折衝能力でしょうか。
どれだけこの犯罪を重大事件だと捉えているかです。
青山さんの考えでは中国は赤手配に応じるだろうとの事ですが、ちょっと甘いような気がします。
杞憂ならいいのですが、どうなるでしょうね。