自民党の佐藤正久参院議員の質問に答えた。首相は徴用工訴訟問題に関し「今何か具体的なことを申し上げるのは適切ではない」とした上で「政府として歴代内閣の立場や歴史認識を全体として引き継いでいることを今後も適切に発信することは大事だ」と語った。

徴用工訴訟問題の解決に伴う対韓輸出管理の緩和については「安全保障上の観点から輸出管理を適切に実施するために行ったものであり、(徴用工訴訟問題とは)別の議論だ」と強調。韓国側が対抗措置として世界貿易機関(WTO)に提訴していることを踏まえ、「WTOの紛争解決プロセスの停止を含め、韓国側に適切な対応を求める」と述べた。

韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領を5月に広島市で開催する先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)に招待するかどうかを巡っては「招待国や招待機関は現在検討中だ。今現在何ら決まっていない」と述べるにとどめた。

 いわゆる徴用工訴訟の解決策について色々報道されています。

多くは韓国側の報道を引用する形ですが、それでも日本政府はどうなのか、

岸田首相の考えはどうなのかが心配です。

どうも岸田さんの歴史認識が甘いような気がします。

そして韓国に対して融和的と言うか危機感を持っていないと過去の行動から思ってしまいます。

それは外相時代の韓国に対する甘さです。

言い方が悪いですが、相手の言いなりになり、約束を破られたり騙されたり。。。

一言で言えば、やはり「甘い」のです。

それは軍艦島を含むユネスコ世界遺産での韓国外相との駆け引きであり、

日韓慰安婦合意での見通しの甘さです。

慰安婦合意は日本が10億円の基金の原資を払っただけで、韓国側は何も順守していませんから一方的に破棄されたようなものです。

 

今日尹大統領が発表すると言われているいわゆる徴用工訴訟の解決策ですが、

いつもの様に日本は押し切られるのか、それともはっきり主張するのか。。。

この事について佐藤正久議員が国会で質問をし、釘を刺した形で念押しをしたようです。⇩ 

 

この歴代内閣の立場・歴史認識を踏襲すると言われていますが、

具体的には村山談話の踏襲とも言われています。

戦後50年の節目に発表した村山富市氏の談話ですが、あれから次々歴史的事実が分かってきています。

本当に日本は朝鮮半島を植民地支配をしたのか、そしてその事によって朝鮮半島の人達は苦しめられ、

以前より生活が悪化し、劣悪な生活を強いられたのか。。。

違いますよね。

欧米の考える植民地支配ではなく、あくまでも併合であり統治であり、それにより朝鮮半島の生活は格段に向上し、

人権問題、ライフライン、教育、施設等々、日本本土並みになりました。

 

それなのに村山談話を引き合いに韓国に謝罪をする必要はありますか。

村山談話から20年。

戦後70年の節目に発表された安倍談話

あれから8年経ち、歴史的事実も明らかになっています。

4年前には「反日種族主義」の著者李栄薫氏や李宇衍氏の発信、

更には金柄憲 氏により証拠となる文書等で歴史的事実が明らかになっています。

それなのに村山談話ですか?

政府発表の談話は上書きされないのでしょうか。

歴史的事実を誤認していても訂正もされず、安倍政権での談話は無視するのでしょうか。

岸田さんの歴史観も、韓国に強く出られたら引き下がる性格も心配なのです。

 

また一部報道ではいわゆる徴用工問題と同時に輸出管理のグループA(ホワイト国)復帰も言われています。

なぜ徴用工と輸出管理を駆け引きに使うのか、交換条件の様に扱うのかです。

当時の説明では「韓国が輸出管理が出来ていないし、確認しようにも応えなかった。

軍事利用もされる懸念があり、現に北朝鮮やイランに横流しの疑いがある」

との事でした。

あの説明は嘘だったのでしょうか。

嘘でなければ、徴用工問題とは関係ありません。

 

佐藤さんの質問と岸田さんの答弁⇩

 

 徴用工問題についての報道に青山繁晴さんは直接岸田さんに申し入れたようです。⇩

外務省と官邸 ( の一部 ) が「やろうとしている」と報道されている、韓国との妥協に反対です  特に「痛切なお詫びと反省」を岸田総理が口にしたり、ホワイト国 ( グループA ) に戻すことに強く反対して、岸田総理に直接、申し入れました

▼NHKや読売新聞など一部の報道によると、岸田内閣が韓国とのあいだで ( 1 ) いわゆる「戦時中の労働者の問題」について韓国政府が3月6日に発表する「解決策」を日本も支持する ( 2 ) 日本は、村山内閣や安倍内閣の談話などを継承し、岸田総理が「痛切なお詫びと反省」を表明する ( 3 ) 韓国がこの労働者の問題を「解決」すると、韓国をホワイト国に戻すことも検討するーとされています。

 報道が先走っていることも事実です。
 同時に、外務省や総理官邸のなかで、こうしたことが画策されている疑いもあります。
 自由民主党の部会には、こうした動きは一切、何も諮 ( はか ) られていません。

 外交部会などでは、わたしを含む何人かの議員から、事あるごとに「韓国とおかしな妥協をしないように」、「特に、ホワイト国から除外しているのは、まったく別問題であり、戻してはいけない」と政府に要求していて、外務省の答えはこれまでずっと担当幹部から、「その通りであり、変な妥協はしない」、「ホワイト国に戻すのは、考えていない」という回答でした。

 それにもかかわらず、一部のメディアに対して「水面下では、韓国とまもなく合意する運びになっている」と勝手にリークする政府幹部がいるから、上記のような報道になっているのです。
 そのようにリークすることは、岸田総理が了承したものでは無いことは、内部情報から把握しています。
 日本の政治において、内閣総理大臣は、時には意図的にリークを認めることも稀にあります。しかし今回は違います。政府内の親韓派の勝手なたくらみです。

 そこで、今夜の電話で以下の事柄を、総理に伝えました。

▽おかしな妥協そのものに反対しますが、なかでも、岸田総理が「痛切な反省と心からのお詫び」を口にされるようなことは決してあってはならないと考えます。

▽また、韓国をホワイト国から外したのは、労働者の問題とはまったく別問題です。韓国から北朝鮮に日本の物資が流れている疑いがあるにもかかわらず、ホワイト国に戻したりすれば、日本の姿勢が問われます。戻してはなりません。

 

青山議員の申し入れを理解してくれたのか。

変なところで妥協しないか、それが心配です。

歴史的事実を無視し、謝罪をしたら今後どうなるのか。

それは慰安婦日韓合意が証明しています。

更には韓国はゴリ押しをして現状を変える事は不買運動でよくわかった筈です。

岸田さんにとっては韓国に謝罪する事は簡単かもわかりません。

しかしそれによっての影響もありますし、先人たちに泥を塗る事にもなります。

その事がわかっているのかどうか、青山さんの訴えがどれだけ心に響いているのか、

歴史認識が韓国の主張に惑わされず、日本のリーダーであることを強く自覚して韓国に対峙してもらいたいです。

岸田さんは自民党議員であり、自民党総裁です。

自民党の支持者はどんな思想なのかよく考えて欲しいです。