希望の党の会見が9時半過ぎから始まり、NHKなど、テレビ中継もありました。
最初例のビデオを流した後に小池氏の登場で、会見の進行も練られたものだったようです。
ただ細川豪志氏は緊張していたのか、会見の流れを把握出来ていなかったのか、
党の綱領を記者たちに配布していると勘違いしていましたが、会見終了後に配布されたようです。
その綱領は次の通りです。(日本経済新聞の記事より引用)
我が党は、立憲主義と民主主義に立脚し、次の理念に基づき党の運営を行う。常に未来を見据え、そこを起点に今、この時、何をすべきかを発想するものとする。
1 我が国を含め世界で深刻化する社会の分断を包摂する、寛容な改革保守政党を目指す。
2 国民の知る権利を守るため情報公開を徹底し、国政の奥深いところにはびこる「しがらみ政治」から脱却する。
3 国民の生命・自由・財産を守り抜き、国民が希望と活力を持って暮らせる生活基盤を築き上げることを基本責務とする。
4 平和主義のもと、現実的な外交・安全保障政策を展開する。
5 税金の有効活用(ワイズ・スペンディング)の徹底、民間のイノベーションの最大活用を図り、持続可能な社会基盤の構築を目指す。
6 国民が多様な人生を送ることのできる社会を実現する。若者が希望を持ち、高齢者の健康長寿を促進し、女性も男性も活躍できる社会づくりに注力する。
この考えに同調し、更に参加する議員が増える事と思いますが、
この綱領を知らず、選挙に勝つ為だけに参加していた議員たちもいると思います。
特に比例復活当選の議員や民進党離党者はこの綱領に納得しているのでしょうか。
また党内ではこれらを達成する為に、具体的な詳細の説明が小池氏からあると思いますが、
本当に党内で意思統一できるのか、少々疑問です。
ま、選挙に弱い人が多いようですから、多少同調できなくとも今更元には戻れないでしょう。
(既に元の党から離党しているので戻るとしても無所属しかありませんが。)
選挙に弱いと言えども、それなりに実績のある議員も参加しているので、
希望の党の出現が自民党にとっても脅威となっていると思います。
特に有権者から受け入れ難い「消費増税」を前面に出している自民党と、
税金の有効活用=消費税率凍結?の希望の党。
どちらを選ぶかというと、やはり消費増税は生活に直結するので有権者としては悩むところです。
巷では民進党の体たらくで、選挙の好機と読んだ安倍首相と言われていますが、
希望の党出現で、自民党にとってはかなりの脅威となると思います。
総選挙で自民党が勝つ為には消費増税について、多くの国民が納得できる説明が必要だと思います。
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