人生悠遊

写真付きで旅の記録、古都鎌倉の案内などを、周りの人の迷惑にならないように紹介していきます。

ポルトガルワインを試す ーー(34)ゼブロ・ビオワイン・ブラン・ド・ノワールーー

2021-11-04 19:11:49 | グルメ

今回はポルトガル南部アレンテージョ地方のワイナリーであるアモレイラ・ダ・トーレのワインです。ビオワインはオーガニックワインのことでこのワインは黒ブドウから出来た白ワインです。ブドウはアラゴネス100%。カタログには、特有の果実の凝縮感、ピュアでクリーミーと書いてありました。試飲結果は◎。家人も美味しいと言って飲んでいました。

このワインのボトルのラベルには馬の絵が画いてあり特徴的です。この馬はゼブロと言ってゼブラと同じシマウマのことのようです。しかしながらアフリカ大陸にいるシマウマとは別物です。解説を見ると、ゼブロはイベリア半島で16世紀に絶滅したグレーと白の縞模様の野生の馬のようです。絶滅した縞のある馬をブランドにするくらいですから、ワイナリーのアモレイラ・ダ・トーレでは自然や環境をも最大限に配慮したワイン造りに励んでいると思われます。

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ポルトガルワインを試す ーー(33)ヴィーニョ・ヴェルデ・ノヴォ・ロウレイローー

2021-10-21 20:19:41 | グルメ

今回はポルトガル北部のヴィーニョ・ヴェルデ地方にあるワイナリーであるキンタ・デ・パッソスの白ワインです。名前はヴィーニョ・ヴェルデ・ノヴォ・ロウレイロ。この白ワインはノヴォとありますので2020年の新酒です。ロウレイロはブドウの品種名。カタログをみますと、ポルトガルではヌーヴォー(ノヴォ)は珍しくメルカドの特別仕込み、フルーティーな半辛口と書いてありました。半辛口はあまり聞かない表現ですが、この白ワインのアルコール度数は11%と他の白ワインの12~13%に比べ低いため半辛口としたのでしょう。お酒を殆ど飲まない家族が「飲みやすい」と言ったのは、たぶんこの半辛口のせいかと思います。実際に飲んでみてもフルーティで飲みやすいワインです。確かにこれまでよりも減り具合が早い、美味しいワインでした。私の中では高評価の白ワインです。

さて写真のワインのそばにあるガロの置物も3つとなりました。10本空けるごとに1つ買い求めていますので飲んだポルトガルワインも30本越えということになります。このガロはバルセロスの雄鶏伝説にちなむ幸運のシンボル。美味しいワインを飲んで幸せになり、ガロの置物を買って幸運を呼び込む。このポルトガルワインを試すシリーズは今年の1月に始めましたが、能く飽きずに続いていると思います。その訳は買い求めやすい値段で味もよくコスパが高いことに尽きます。

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ポルトガルワインを試す ーー(32)ケヴェド・ロゼ・ポートワインーー

2021-10-13 16:22:56 | グルメ

久しぶりにポートワインワインを買い求めました。ワイナリーはケヴェドでロゼのポートワインです。色がイチゴシロップのような鮮やかな赤。カタログにもラズベリーやイチゴのアロマ。黒ブドウを軽くプレスして作られ、ステンレスタンクで熟成されると書いてありました。カクテルにして飲むと◎とありましたが、どんな風にして作るのかはよく分かりませんので、小ぶりのグラスでストレートで飲んでみました。この一杯は午後のひととき、ほろ酔い気分になりたい時には良いですね。贅沢な時間が過ごせます。

そのお供はアマゾンのプライムビデオで、最近よく見ているのはBBCが制作した「ニュー・トリックス 退職デカの事件簿」というシリーズ作品です。50分程度ですし、暴力的な描写もほとんどないのでお気軽に鑑賞できます。女性のボスと3人の個性的なおじさん・じいさんのベテラン退職刑事の組み合わせが面白く、イギリスらしいテレビ番組だと思います。最近の日本のテレビは日中はワイドショー、夜はクイズ番組とお笑い番組ばかりで全く面白くなく、自然とパソコンの前にいる時間が長くなってしまいます。テレビ離れが進むのもやむを得ないかもしれません。なんともワインの話からわき道に逸れました。これも午後の愉しみの一つです。

 

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渋皮付きマロングラッセにチャレンジ

2021-09-24 10:35:00 | グルメ

中秋の名月は雲に隠れて見れませんでしたが、栗が手に入りましたので渋皮付きのマロングラッセ作りにチャレンジしました。栗ご飯のために外皮を全部むき渋皮が残った栗を使うことにしました。個数は11個。栗の重量は250グラムです。ともかく全く初めてなのでまずネットでレシピを検索。そのレシピに忠実に作ることにしました。レシピは10人分、栗1kgになっていますので、材料はすべて4分の1の分量で砂糖250グラム、ラム酒8cc、あとは水だけです。

1.渋皮の筋を取り除く

渋皮の筋を取りやすくするために、栗を入れた鍋に栗がかぶる程度水をいれ、まず煮たせます。煮立った火を弱火にして20分位煮ます。これを3~4回繰り返し、渋皮が柔らかくなったなら、筋や余分な渋皮をきれいに取ります。さらに栗の底面を水平にカットします。この作業は根気さえあれば2~3時間で完了します。

2.砂糖を加え、栗をじっくり煮る

この工程がポイントです。栗の入った鍋を火にかけ、煮立ったら火を弱め20分位煮て、用意した砂糖250グラムの1/5(50g)を入れ、砂糖が溶けるまで煮込みます。溶けたら火を止め、一晩寝かせます。この作業を5回(5日)繰り返します。この作業は栗の入った砂糖水の砂糖の量が飽和点になれば溶けきれず結晶化するので、結晶するまで繰り返すことになります。レシピには水の量は書いてなっかったので鍋の大きさ、水の分量がよく分かりませんでした。当然に水が多ければ投入する砂糖の重量も多くなるはずです。私の場合は、最初は中鍋でスタートしましたが、途中で小鍋に変えました。ただ結晶化する時には煮汁が殆どなくなり、次の工程に進むのに苦労しました。

3.栗をコーティングする

2の工程が終われば、栗の表面に塗るシロップを作ります。好みでラム酒(8cc)を入れ香りづけする。私の場合はこの工程が上手くいきませんでした。2の工程で煮汁が固まり、湯煎して溶かすのに苦労しました。それでもなんとかシロップを作り砂糖漬けの栗にコーティングして作業を終えました。

写真は出来上がったマロングラッセです。一つ試しに試食しましたが、栗は柔らかく、砂糖もほどよくしみて、思った以上の出来でした。密封容器に入れて冷蔵保存すればさらに美味しくいただけると思います。想像以上に時間と手間のかかる作業でした。

 

 

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ポルトガルワインを試す ーー(31)カーザ・ド・カピタン・モール・アルヴァリーニョーー

2021-09-17 20:20:44 | グルメ

今回はヴィーニョヴェルデ地方にあるワイナリー「キンタ・デ・パッソス」生産されたアルヴァリーニョ100%のの白ワインです。カタログによれば、ワイン専門誌ヴィノテークの「田崎真也ワインバイイングリスト」で17点獲得。かりんのコンポートや黄桃、キンモクセイのようなアロマ、フルーティでコクがあり、ミネラル感と長い余韻が楽しめるリッチな味わいとあります。なんとなく雰囲気は伝わってますが、田崎真也が17点つけたことが判断材料になってしまいます。実際飲んでみますと、色味はかりん、黄桃、キンモクセイと表現されているように熟成されたような黄色。味はフルーティで飲みやすくおいしい白ワインです。

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