4月12日。東京国立博物館で開催されている特別展 東寺に行って来ました。国宝の諸仏、立体曼荼羅が間近で見られる機会であり、これは見逃す訳にはいけません。京都にいたころは勤務先が近くにあり、昼休みに散歩がてらに何度か行きましたが、講堂の中は暗く、すべて仏像の表情まで見ることは出来ませんでした。この特別展では、丁寧な解説とともに、僅かな微笑みの違いまで比較できます。何度も諸仏の間を往復して、なんとか空海が仏さまを作った思いを感じ取ろうとしました。その一つ金剛薩埵菩薩坐像の瞑想の様子。目は半眼で伏し目がち。その微笑みは、悟りの境地というものはこういうものだと言っているようです。言葉で表現するのは難しく、これは自分で感じとるしかありません。一度ご自身の眼で確かめてください。それに両界曼荼羅も空海ワールドの理解が進むように展示されています。パンフレットに「360度、圧巻の空海ワールド‼︎」と書いてありましたが、空海の思いが込められた東寺の特別展だからできたと思います。会期は6月2日までですが、機会があればまた行きたい東寺展でした。
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