木村忠啓の大江戸百花繚乱

スポーツ時代小説を中心に書いている木村忠啓のブログです。

風の正体

2012年06月20日 | 日常雑感
風が吹く。
強い風が吹く。
ビルとビルの間に。
荒野に。
わたしの心の中に。

わたしは風の正体が見たくて、
風の中に立ちつくす。

じっと立っていると、
なにかが見えそうな気がした。

けれど、胸の中がむずむずして、
その場を立ち去ってしまった。

それ以来、風の正体を見ていない。

あのとき、見えそうだった風の正体。
本当に見える直前だったのか、
それとも、単に気のせいに過ぎなかったのか。

いまでは、それさえ、はっきりしない。

私は風(カルメン・マキ)

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