躰道シーラカンスの整体体操

躰道を人生の道連にできるよう、健康体力の保持を願い「谷式健康体操」は、45年前初代祝嶺先生より許可、考案 20年で集大成

躰道シーラカンスの整体体操 No.93

2013-10-15 | 整体体操、 躰 道

第 47回 全日本学生躰道優勝大会、出場選手諸君始め、関係者各位の皆様お疲れ様でした。実戦競技では数名のケガ人が出ました、審判員の勉強不足も感じますが、出場選手も同じです。

虚と実の、頭脳を駆使した動きが少ないため、無理な動きが多くなり、正確な後屈立ちでの、構えが出来ないことが残念ですね。躰道の後屈立ちは実戰の時こそ生かし、活用するために出来たものです。今回の大会も東京大学躰道部が総合優勝でした。

昭和三十四年の玄制流空手時代、伊東市の合宿、浄円寺境内で最高師範祝嶺先生より七減三加になるための体操から、後屈立ちの指導を受けた時の古い写真が奇しくも残ってました。
その頃、私は空手道二段の時でしたので鮮明に記憶しております。

この時の教えを基にして 70歳の古希の祝いに、非営利法人NPO を立上げ介護予防「転倒防止を進める会」を設立、埼玉県の認可を得て 6年前より活動中です。

現在の後屈立ちは「型」だけに終始しており法形では、それなりに出来ておりますが、実戰競技でも正確な後屈立ちで臨む事が必要です。

立ち方には、前屈、不動、騎馬、猫足等多くの立ち方があります、それぞれに特長ある中で、躰道では、何故後屈立ちを重視してるのか、疑問を持つのが当然だと思います。
皆さんは如何ですか、そのまま鵜呑みにしておりませんか、それでは体得できませんね。

後屈立ち七減三加の型も大切ですが、その内容を理解し、習得する為のトレーニング法で運身、運足に繋げ実戦技に活用できると良いですね。

エーロさん、デンマークでの親善大会では、腰内弦を取り入れた不動立ちから、七減三加に重心を移動させ、運足、運身ができやすい後屈立ちを心掛けて下さいね、健闘を祈ります。Tani

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