「フラガール」観てきました。
今年 11本目です。
映画は一人で観たい、と私は思っているのですが
この映画は夫と 2人で行きました。
というのも 夫はいわき市の出身で まさに映画の舞台となった
湯本に18歳まで住んでいたからです。
「この映画は絶対観たい」ということで 仕事が終わった後
観に行きました。
いい映画でした。
最初のシーンのボタ山、炭鉱住宅、など よく再現されていて
実際 私は知らない世界なのに 懐かしい気持ちになりました。
俳優さん達も 個性的で誰もが 役にはまっていました。
特に 岸部一徳、松雪泰子、蒼井優 、よかったです。
フラダンスの奥深さもわかりました。
先生(松雪泰子)と紀美子(蒼井優)のソロで踊るシーンは
素晴らしかったです。
いなかの垢抜けない娘達が 最後は 本当のプロダンサーになって
美しくなって 踊るシーンは胸がいっぱいになってしまいました。
ダンスが終わった時、映画の中の観客と一緒に拍手を
したくなってしまったほどです。
ちなみに 東京へ帰ろうとしている先生を 生徒達が
引き止めるシーンの駅は たぶん 私鉄茨城交通那珂湊線の
「那珂湊駅」だと思います。(駅舎やプラットホーム等は
何十年も変っていません)
夫の感想は 炭鉱や炭鉱住宅、落盤事故のサイレンなどは
本当によくできていたとのこと。
ストーブでやしの木を暖めるエピソードは 事実であること。
でも役者さんがしゃべっていた いわき弁は ちょっと変で 特に
岸部一徳が先生に啖呵きるシーンでは 何を言っているか
わからなかったそうです。それでも 最後は ウルウル
していました。皆様に お勧めしたい映画です。